マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
美人局の話
今日久しぶりに伯父に会った。
母の姉の配偶者なので血のつながりはないが、父の高校時代からの親友で一番可愛がって貰った親戚の一人かも知れない。
これは母から聞いた話だが、父が母に求婚した際「うちの姉もまだ結婚していないので結婚できません」と断ったらしい。
昔のことだからそういうこともあったのかもしれない。
そしたら父がこの伯父を連れてきて、伯母に紹介したんだそうな(笑)。
どこまで本当かわからないが…。

伯父も私もスモーカーなので、室内から出て外でタバコを吸っていた。
で、二人っきりになったところで伯父が仕事に絡む昔話を語り始めた。
ちなみに伯父、見事な禿頭で筋肉質。
イメージ的には「宇宙戦艦ヤマト」の徳川機関長である(笑)。

1.ステンレス管行方不明事件

伯父が勤めていた企業は地元では有名な優良企業。
機械関係の仕事で工場の建設やメンテを行っていた。
日本人なら誰でも知っている某大手の石油関連会社に主に出向していたようだ。
伯父が監督を任されていた現場での話。
ある日出社するとあったはずのステンレス管が二つ足りない。
出向先の上司にどういうことだ?と問い詰められるも伯父も訳がわからない。
部下に話を聞いたところそのうちの一人が横領して屑鉄屋に売り払っていたことが判明(汗)。
問題の部下をさらに問い詰めると、日曜日に会社のトラックを勝手に持ち出しステンレス管を持ち出したのだそうだ。
理由を聞くと…「近所では上映されない映画を観に隣県まで行きたかったから」。
「お前は何を監督していたんだ!」と社長から大目玉をくらったという。

…隣県って…JRの在来線で行くなら片道2000円ぐらいなんだが。
ステンレス管ってのも工場用の設備の一部だから、直径が数十センチ、場合によっては1メートル以上あるものだろう。
売り払っていくらになったか聞かなかったが、映画代が本当の理由ではなかったのだろう。

2.降雪でスリップ事件

トラックで資材を移動させている途中、雪で滑って事故ったそうだ。
修理代を見積もると…200万円!
社長「お前はまだ先のある身だ」。
ということで会社が修理代を支払ってくれた(業務中のことならこれは当たり前ではあるが)。
が、その後すぐに遠方の支社に飛ばされたそうだ(汗)。

3.美人局事件

大手企業への出向ということで日本各地、石油コンビナートのある街には大概出張で行っていたらしい。
勿論一人ではなくチームで移動する。
こういう場合、監督である伯父だけ先に現地に入り宿の手配などもしなければならなかったそうだ。
北の大地に赴いた際、旅館に宿を取ったのだそうだがいざ当日になると何の手違いか部屋が足りない、ということに。
やむなく責任者である伯父が廊下で寝ることに(汗)。
と、親切な旅館の仲居が「うちがすぐ近所だから、そこで寝ればいいよ」と奨めてくれたんだそうだ。
仲居の家は本当に近くでそこで寝ていたら…。
いきなり顔を蹴られたそうだ(汗)。
男性に。
「てめえうちの女房に(うんたらかんたら)」
で、男に30万、女に5万支払う羽目になったんだそうだ。
当時(おそらく40年ぐらい前)の35万だからひょっとしたら今の100万ぐらいだったのかもしれない。
流石に事情は奥さん(伯母)には話せず、「事故を起こした」ということで送金して貰ったんだそうだが…。
多分伯父は仲居の家に泊まることは宿の女将も了承済みだと思ってたんだろうな。
(2017.07.17追記。曖昧な書き方をしてしまったが伯父の名誉のために書いておく。伯父は本当に宿泊しただけ。定宿だったらしく後日女将にこの話をしたら問題の仲居は姿をくらませたそうな。事件直後は混乱してうまく判断できなかったのだろう。)

リアルで美人局被害に遭った人の話は初めて聞いた(汗)。
お人好しというか人を疑うことを知らないというか、そんな伯父だが私はこの人が好きである。
最終的には工場長を任されていたようで、仕事の腕も評価されていたのだろう。
基本実直な人だし。
うちの父もこんな人だったな。
類友というやつか?
歳とってからは妙な契約書にハンコ押すなよ?と心配だったけど(汗)。
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