マッドハッターの保存の壺ブログ
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映画「ホビット」三部作エクテンデッド・エディションを観てみた…のちょっとだけオマケ
映画「ホビット」三部作エクテンデッド・エディションを観てみた03のちょっとだけオマケ。

BDの付録、ピーター・ジャクソン監督とフィリッパ・ボウエン氏による音声解説を観てみた。
…とはいえ全編みるとこれまた凄く時間が掛かるので、気になった部分だけだが。
前回の答え合わせ的な意味もあった。
観てみると、どうやらボウエン氏、ジャクソン監督よりも原作およびトールキン神話にはお詳しいようで、そういう意味でのアドヴァイザー・監修的なポジションだったのかも知れない。
以下敬称略。

モルグルの剣の件。
映画版ではやはりガンダルフが所持したままドル・グルデュアでオークに捕らえられ、奪われた設定だったようだ。
ボウエンは説明不足だった、と語っている。
賢者達のドル・グルデュア襲撃シーンでその解説があったのだが、このシーンのクリストファー・リー、吹き替え無しだそうである!
…凄いというか無茶させるなよ、というか。
ジャクソンはリーとは前作の「ロードオブザリング」で確執があり(サルマンの死亡シーンを劇場版で使用しなかった為)、「彼とまた一緒に仕事が出来て良かった」と語っている。
その時の事は今(音声解説が収録された時点)ではリーとの冗談話になっているのだそうで、また一緒に仕事がしたい、とジャクソンは語っていた。


オルクリストの件。
トーリンから取り上げたオルクリストは以後レゴラスが主に使用し、エスガロスとのボルグ戦ではわざとそれがわかるようにアップで映したのだとか。
私は気付いてなかったが(汗)。
それを最終的にはトーリンvsアゾグ戦でトーリンに返す形にしたのだそうだ。
なるほど~。

前回レゴラスvsボルグ戦の決着がりんたろう監督の「カムイの剣」のラストシーンに似ている、と私は書いた。
Youtube参考動画↓。



相手の両肩に飛び乗り、脳天から短剣を一突き。
レゴラスはさらにひねりまで加えていたが(汗)。

前回のエントリー時点では気付いていなかったのだが、「カムイの剣」ともう一つ似た場面があるな、と思い出した。
「カムイの剣」もこれまた暗号文を解読し洞窟内に隠されたキャプテン・キッドの財宝を捜す物語なのだが…
主人公次郎が秘密の扉を発見するくだりと、エレボールの隠し扉を発見する場面が似ているのだ。
「ホビット」原作ではドゥリンの日の最期の陽光で扉が発見される。
映画版ではさらに一ひねり加えて、ドゥリンの日の最期の月光で扉が発見されるのだ。
ジャクソンとボウエンは「私達のアイデア」と言っていた。
「カムイの剣」でも月光の光によって隠し扉は発見される。
↓同じくYoutube参考動画。
後半の「光に問わば影が応えん」の部分。



偶然が一つならまだしも二つとなると…
ジャクソンやボウエンが意識していたかどうかはわからないが、案外過去に「カムイの剣」を観た事があって影響してたりして。
考えてみればレゴラスのアクロバティックバトルも、忍者そのまんまだ(笑)。

「ラスガレンの宝石」の件。
やはり映画オリジナル設定のようだ。
これは音声解説からの情報ではないが、ネット検索してみると「シルマリルの物語」はライセンス上の問題で使用出来なかったらしく映画の様な形に脚色したのではないか?と書かれている方がいた。
なるほど~。
ドワーフ同様エルフも技巧の技に優れているのに、何故ドワーフにシルマリルを預けナウグラミアを作らせたのか?と疑問に思われる方もあるかもだが、鍛冶や細工仕事に優れているのは実はノルドールエルフ。
シルマリルを作成したのはノルドールの王子フェアノール。
エルフの三つの指輪を作成したのもノルドールのギルガラドだ。
ノルドールは至福の地で鍛冶の神アウレに寵愛された種族なのである。
そしてそのアウレが創造した種族がドワーフなわけで、シンダールエルフよりも技巧に優れていて当然と言える。
シンダールエルフは鍛冶や細工は彼らほど得意ではない、と考えられる。
灰色港の船乗りキアダンに代表されるように、シンダールは造船や航海術に長けた種族とされている。

その他もろもろ。
ビルボ役のマーティン・フリーマンの最初の撮影はゴラムとのシーンだったそうだ(汗)。
その時まだ役作りがしっかり出来ていなかったフリーマンは、後日アフレコを申し出たとか。

エスガロスのレゴラスとボルグとの決闘シーン。
レゴラスが鼻血を流す場面があるのだが…
おそらくレゴラスが負った初めての怪我ではないか?と二人は語っていた。
レゴラス、箱入り息子だった…というより生まれた時からその才能で何でも思い通りに出来てしまう人だったのだろう。
原作「指輪」のレゴラスには悲壮感がない、ということを先日コメントレスで書いたけれども、映画作成者としてはこの時がレゴラスの初めての挫折という解釈だったのかも知れない。

スマウグ。
最初の設定ではもう少しサイズが小さかったらしい。
しかしあのサイズで正解だったとも。
三作目のエスガロス破壊シーンを考えるとまさにその通りだと思える。
原作のスマウグはもっと小さかった印象だ。
それでも十分脅威だったが…
旧D&Dで言うところのギガンティックサイズかな(汗)。
小説「ドラゴンランス」の騎乗可能なドラゴンはイラストなどを見る限りもっと小さいイメージだもんな~。
それでも脅威だったけど。

以下、少し追記。

最後に。
今ふと思いついたのだが、映画「ロードオブザリング」のサブタイトル。
「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」というタイトル。
そのまま映画「ホビット」にも使えるかな?と。
「二つの塔」はちと厳しいかもだが、ドル・グルデュアとエレボールを塔とみなせば。
つまり作劇上、大きなプロットとしては・・・
仲間達の集結と相互理解、二つの舞台での戦い、正統なる王(秩序)の再来。
を表していると考えられる。
ついでに言えば「行きて帰りし物語」であり、非日常から日常へ帰還する物語である。
プロットとしては「ホビット」も「ロードオブザリング」も基本同じ、様式美を活かした映画だった、ということかな。

最後と言いつつこれまた最後に(汗)。
ガンダルフ役のイアン・マッケランは自らゲイだとカムアウトしているが、そのことも音声解説で若干取り上げられていた。
マッケラン、ガラドリエル役のケイト・ブランシェットとは本当に仲がよいようで、もう少し早く出会っていればマッケランはゲイに目覚めなかったのではないかと。
それはどーか?と思うのだが、親しい者同士のジョークなのかもしれない。

というわけでとりとめないが今日はこのあたりで。
またしてもオマケのオマケがあるかもだが><。

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テーマ:洋画 - ジャンル:映画


コメント
たしかにボルグとのラストバトルは次郎vs天海戦に似てますね(笑)最後はレゴラス無拍子使ったのかな?
エルフの戦い方は体術というより、何か重力を無視したような宇宙的な動きをするのが人外らしさが出てていいと思います。忍法も使いそうな(笑)
2016/02/02(火) 01:35:49 | URL | @2c #SFo5/nok[ 編集 ]
Re: タイトルなし
>レゴラス無拍子
笑いました(笑)
まぁ、「カムイ」が神性を表すアイヌ語のようなので、「ヴァラール無拍子」かも知れませんが^^
カムイ無拍子は精神集中と抜刀術を合わせた技のようですが、作中では無敵でしたね。
おゆきの分身の術も見破っているし。

>何か重力を無視したような宇宙的な動きをするのが人外らしさ
確かにそうですよね。
そこが忍術というか忍法っぽいよーな(汗)

人ではない人外、事を強調するための演出と考えれば、確かに納得いきます。
イスタリも人外ですが、それはラダガストが強調してくれたし(笑)

この勢いで「シルマリル」も三部作作ってくれないかな、とか思わなくもないんですが、何世代にも渡る長いストーリーですからねぇ。
誰か一人を主役に据えるのも難しい。
宝玉シルマリルだけにスポットをあてるとしても…

第一部
モルゴスによるシルマリル強奪からノルドールエルフの中つ国帰還(主人公フェアノール)
第二部
ベレリアンドのノルドール王国建国から崩壊(主人公トゥオル)
第三部
シルマリルの奪回とドリアス崩壊、至福の地からの援軍によりモルゴスを倒す(主人公ベレンとルシエン)

…厳しすぎるな、時間的に><
スターウォーズみたいに9部作とかでやらないと、無理っぽいですねぇ。
2016/02/02(火) 19:24:51 | URL | マッドハッター #QxbLVY.o[ 編集 ]
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