マッドハッターの保存の壺ブログ
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映画「ホビット」三部作エクテンデッド・エディションを観てみた01
非常に今さら感があるが(汗)、ピーター・ジャクソン監督の映画「ホビット」三部作エクステンデッド・エディションを観てみたのでその感想を。
原作の…というかトールキン神話ファンなので(笑)。
以下ネタバレ満載。

この作品、一作目と二作目は劇場で観ている。
三作目は…観に行かなかった。
二作目を観に行った時に字幕は読めない、画面は暗いわでストーリーさえよく理解出来なかったから><。
この時既にかなり白内障が悪くなっていたのだと思う。
以来なるべく情報をシャットアウトしてそのうちレンタル屋で借りて観よう、と思っていたら姉が例によってエクステンデッド・エディションのブルーレイディスクを購入していたので、今回借りて観てみる事にしたわけである。
借りてから既に二週間ぐらい経つが、とにかく長い映画だということはわかっているので、気合いが必要である(笑)。
昨日は休日だったので観てみる事にした。
昼過ぎから1を観始め、夕方から2、間で食事をしたりしつつで2を見終わった時は既に22時過ぎていたのだが、3が気になって仕方ないので続けて見てしまった(汗)。
というわけで感想は主に二作目と三作目のものとなる。

原作のストーリーは知っているわけだが、短い原作を三部作にするために?大きく脚色してある部分も。
しかしそれも含めて楽しめた。
ただ一点、納得いかない部分はあるのだが、これは後述する(レゴラス関係の話)。
映像的にも面白かったが、映画「ロードオブザリング」に引き続いてレゴラスのアクロバティックな戦闘シーンはやり過ぎでは?って気はしたなぁ。
楽しかったけど^^。
対してドワーフはギャグメーカーとして描かれていて、扱いがなんだかって気はしたが。
気になったのは小さなテレビ画面で見たせいかどうかわからないが、都市のCGシーンが如何にもCGっぽくみえて仕方がなかった事。
このあたりは技術的にまだまだ改善の余地があるのかな。
字幕の固有名詞の訳は瀬田貞二訳が基本参考にされている印象で、日本のファンには馴染みがあって良かったのじゃないかと思う。
トーリンを今さらソーリンと言われてもなぁ、って感じで。

以前のエントリーで、今後の展開の予想のようなことを書いている。
それを検証してみる。

レゴラスに関して
正直ストーリー上レゴラスを登場させる必要は殆ど無かった(汗)。
興行的なことやファンへのサービスってことかな。
あと映画を三部作とするため、話を膨らませる(大きく脚色する)必要があったためか。
戦闘シーンでは相変わらず八面六臂の大活躍ではあった。
一人でオークを一体何匹倒すんだよ、と。
巨大蝙蝠は…やり過ぎのような気もしたんだが(汗)。
今回の作品のラブロマンス担当で最終的には失恋する。
報われない…
しかも恋敵がドワーフだものなぁ。

捕らえたドワーフ一行のグローインから彼の妻と息子(ギムリ)の肖像を取り上げ「これはお前の弟か?こっちはゴブリンの子供か?」
と問うシーン。
明らかにドワーフを侮辱する意図を感じてあまりいい感じはしなかった。
ドワーフがゴブリンの子供の肖像など持ち歩くはずはないからである。
しかも字幕では「ゴブリンの子供」になっていたが、原語では「ゴブリンのミュータント」と言っている。
「レゴラスさんがそんな人とは思わなかったわ!」って感じだ(笑)。
こういうネガティブなキャラクター解釈が熱心な原作ファン…というか信者というか…が二次創作を嫌う所以なのかも知れない。
映画「ロードオブザリング」でのファラミアの再解釈には私も釈然としなかったし。
映画作中ではエレボールのドワーフと緑森のエルフは互いに「騙された」として嫌悪し合っているようなので、そのためかも知れないが。
ちなみにこんなエピソード(「ラスガレンの宝石の件)、原作裏設定にもあったかな?

ラストシーン近くで緑森には帰らない、と父王スランデュイルに告げるレゴラスにスランデュイルは「裂け谷のデュネダイン、アラソルンの息子に会え、彼はストライダーと呼ばれている」と語る。
アラゴルンのことだ。
これ変なのである。
なぜなら五軍の戦のあった年、アラゴルンはまだ「10歳」なのだ!
子供の頃からストライダーと呼ばれていたのか(笑)?
「ホビット」から「ロードオブザリング」に話は繋がりますよ~、という演出なのだろうが…

賢者達のドル・グルデュア襲撃
実はこれ、かなりびっくりしたのだがドキドキワクワクした場面でもあった。
エルロンドのチャンバラが見られるとは思っていなかった(笑)。
原作「指輪物語」本編でもエルロンドが剣を揮うシーンなど描かれていない。
戦に参加していた、という過去話はあるが。
またガラドリエル、更にはサルマン(原語で聞いているとやはり旧瀬田貞二訳の「サルーマン」に私には聞こえるんだが)まで参戦するとは。
奥方様の怖い顔ヴァージョンでサウロンは追い払った(汗)。

サルマン役のクリストファー・リー氏は確かこの時既に齢90を越えていたはず。
昨年亡くなられた。
体調の関係でロケには参加せず、イギリスで別撮りしたはずだ。
殺陣は流石に代役による吹き替えだろう。

ドル・グルデュア襲撃は裂け谷とロスロリエンの軍隊を動かすのだろう、と私は予想していた。
まさか白の会議のメンバーだけ(エルロンドとガラドリエルは国王と女王という立場である)で襲撃するとは。
軍隊を動かさない方が奇襲するには都合が良かったのかも知れないが…
考えてみれば指輪の「旅の仲間」陽動作戦と同じ作戦だったのかもしれない。
この時ドル・グルデュアにはエルフの三つの指輪とドワーフの七つの指輪の一つ、さらに人間の九つの指輪が存在した訳か。
「モルグルの剣」は結局フロドを傷つけた「モルグルの刃」と同じ物だったのかどうかよくわからなかったが、ガンダルフが捕らえられた時に持参していれば無事?モルグル王(ナズグルの首領、アングマールの魔王)の手元に戻ったのかも知れない。

ラダガストとビョルン
人間の時のビョルンの造形が映画「ドクターモローの島」の獣人みたいでちょっと怖かった(汗)。
五軍の戦では原作通りドワーフ・人間・エルフ軍の援軍として現れ獅子奮迅の活躍をする。
そのビョルンを戦場まで運んできたのが大鷲、しかも大鷲を先導しているのがラダガスト!
原作にこんなシーンはないのだが、大鷲が現れた時にその先頭の鷲の背中にラダガストの姿が見えた時には「お前か!」とツッコミを入れそうになってしまった(笑)。
原作でもラダガストとビョルンは友好的な関係を築いていることを示唆するセリフがあるので、無理のない脚色だといえるだろう。

五軍の戦の描写、バルドのこと、スラインのこと、トーリンとアゾグの決闘およびオルクリストのことに関しても書きたかったのだが、長くなったのでまた後日><。



2016.01.28
若干加筆、修正。
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テーマ:洋画 - ジャンル:映画


コメント
レゴラスやらタウリエルやらのアクロバティックな戦闘は、TRPGのエルフのイメージに微小な影響を与えてるかも知れませんねー

ドル・グルデュアのサルーマン、急に杖を縦横無尽に使い出してビックリしました。ゴブリン相手に回転斬りするガンダルフやらウサギのそりで疾駆するラダガストやら、かなりイスタリのイメージにも新風が…(笑)
2016/01/28(木) 00:48:07 | URL | @2c #SFo5/nok[ 編集 ]
Re: タイトルなし
お疲れ様です。

>TRPGエルフ
…あるかもしれませんね。
原作指輪でも雪の上に足跡を残さないとか、結構離れ業やってますしね、レゴラス。
ただ…ジャクソン映画でレゴラスがここまで持ち上げられるのは…なんだか少し違和感もあるのです。
原作でのレゴラスって、あまり使命感持ってないような(笑)。
悲壮感が無いというか。

既知の世界や自由の民、ゴンドールに対して責務を負うガンダルフ、アラゴルンとボロミア、ドワーフ族の代表として旅に参加するギムリ、指輪所持者の重荷を背負い旅するフロドとそれをサポートする為に旅に同行するサムやメリー、ピピン。
レゴラスは…エルフ族の代表として参加しているのはわかるのですが、なんか暢気なんですよね。
ガンダルフを除けば旅の仲間の中ではずば抜けて長命で生活時間も長かったわけですし、不死者であるエルフ(中つ国で死亡しても神々の地アマンで蘇る)であることからの精神的優位なんでしょうか。
ギムリとのやりとり以外、特に印象的なシーンもないキャラクターだと思うんですけどね(汗)。
逆にそのためのキャラクターだった、とも言えるのかも知れませんが。
絵面として描きたくなる、ってのはわかるんですが、ジャクソン映画ではちょっと持ち上げすぎな気がしますねー。

>イスタリ
映画版でのラダガストの解釈はとても楽しかったですね。
レゴラスとは異なり、原作では殆ど名前だけのキャラクターでしたし、こういうのはアリかな、と。
賢者達とナズグルの戦いはなかなか見ものでした。
エルロンドが「弱ったサウロンにトドメを」みたいな事言ってましたが、ガンダルフが元気なら賢者達だけであの時のサウロンなら倒せたのかな~。
とか少し思いました。
+おまけでラダガストもいましたし(笑)。
2016/01/28(木) 23:48:59 | URL | マッドハッター #QxbLVY.o[ 編集 ]
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