マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
「ふしぎの海のナディア」の感想
数日前にも書いたが1990~1991年放送のNHKアニメ「ふしぎの海のナディア」を一通り見終わったので感想。
年明けから一日数話ずつ観ていたのだが、昨日が休日だったので最後まで観る事が出来た。

ウィキペディアよりあらすじを引用。

ふしぎの海のナディア←ウィキペディア。

西暦1889年世界中の海で謎の怪獣による船舶遭難事故が相次いで起こった。
その怪獣によって父親が行方不明になった発明好きの少年ジャンは、飛行機コンテストに参加するため、パリ万国博覧会にやってきた。セーヌ川の岸辺で叔父と共にコンテストに向けて機体を整備していた時、上の道を自転車で走り去る少女・ナディアを見かけ一目惚れする。ジャンは後を追って行きエッフェル塔の展望台で友達になろうとするが、そこにナディアの持つ宝石・ブルーウォーターを狙うグランディス一味が現れる。その場から逃げ去ったナディアだが、その身のこなしとライオンのキングの存在で行き場所はサーカスと察したグランディス一味によって連れ去られかける。だがサーカスを見に来ていたジャンによって助けられジャンの家で夜を明かす。そこに再びグラタンに乗ったグランディス一味が現れジャンが発明した飛行機に乗って逃げることにする。
そのままナディアの生まれ故郷と思われるアフリカまで行こうとするが途中で故障し漂流することになり、アメリカの戦艦に助けられるが謎の怪獣に襲われ再び漂流することに。再び漂流したジャンとナディアは万能潜水艦ノーチラス号に救助され、飛行機を直してもらいフランスに帰ることにするが、途中で攻撃され島に不時着する。
その島はガーゴイルを首領とするネオ・アトランティスに占領されており、グランディス一味も漂着していた。
グラタンで島を脱出したナディア達はネモ船長の判断で再びノーチラス号に救出され見習いの乗組員となり、次第にネモとガーゴイルの戦いに巻き込まれていく。


一応ジュール・ヴェルヌの「海底二万リーグ(二万里、二万海里とも)」が原作となっているが、見ての通りで原作とはかけ離れた作品だった(汗)。
未見の作品だった。
何故今この作品を見てみるつもりになったかには理由があるのだが、今日のところはエントリーに関係ないので割愛する。

ストーリーというか全体のプロット的には面白かったのだが…
途中(主に後半)話がグダグダで、観ていて疲れた(汗)。
メインストーリーそっちのけで、キャラクターの掛け合いだけで数話を潰している。
放送話数が延長になって無理矢理引き延ばしたのか?と思ったのだが、↑のウィキペディアを読んでみるとそういうわけでも無かったらしい。
キャラクターに魅力があるから出来るやり方ではあるが…
グランディス一味やジャンはともかく、主人公の一人であるヒロインナディアの性格はめちゃくちゃ悪い。
気性が激しく、わがまま、頑固。
気分がころころ変わる。

ベジタリアンなのは良いが、他者にもそれを強要し、狩りで鹿をとってきた乗組員を罵倒。
ナディアを助けるために敵ネオアトランティスの一人を倒したネモをも「人殺し」だと罵る。
…人格障害に近い。
あげく腐った缶詰を食べて腹をこわす。
想像力と知識のない人物なのだ。
後のエピソードで彼女がベジタリアンとなった理由は判明し、それなりに納得出来るものではあるのだが、周囲の人間への配慮は足りないよな。
動物にはあれだけ感情移入するというのに。
外見的には魅力的な少女としては描かれてはいるが、私ならこんな女性の相手をするのはゴメンだ(笑)。



ノーチラス号はアトランティス文明の遺物、と設定されている。
乗員の殆どは有色人種。
舞台が1889年。
作品でも描かれているパリ万博の年。
日本で言えば明治22年、と考えれば有色人種によって運用されるオーバーテクノロジー潜水艦、にはなんらかの意図(設定)があるだろう事は観ていてすぐに感じた。
特に機関長はその肌色から純粋なアフリカ系黒人だと思われる。
この機関長、キャラクター外見造形が「宇宙戦艦ヤマト」の徳川機関長そっくり(笑)。
オマージュというかリスペクトというか…これも意図的に行われたのだろう。
こういうお遊びは全編にみられる。
グランディス一味もあきらかに「タイムボカンシリーズ」の3悪人をイメージしているし。
ブルワーカーの広告のパロディだとか、エジソンの名言をジャンに語らせてみたりとか、ノストラダムスの予言らしきものとか(作品世界も世紀末)。
シリアス+コメディがこの作品の持ち味なのかも知れないが、私的には少しすべっているのでは?という気がした。
それより、メインのストーリーをきっちり進めろよ、って感じで(特に後半のだれた部分)。

もちろん良かった部分もあって、ストーリープロット、設定は面白かった。
でなければ最後まで観続ける事はできなかっただろう。

監督が「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督であるからだろうが、共通の要素が設定に散見されたりしてそこは興味深かった。
今日↑のウィキペディアを読んだところ、「エヴァ」:は「ナディア」の続編として設定されていたようだ。
ライセンス上の問題でその設定を活かすのは不可能になったようだが。

ま~、暇だったら観てみてもいい作品かも知れない。

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