マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
監督リドリー・スコットでフィリップ・K・ディック「高い城の男」がテレビドラマ化。
タイトル通りでディックの「高い城の男」が映像化されるらしい。

2015.8.9 17:34
リドリー・スコットが描く「日独が米英に勝っていたら?の世界」 今秋、ドラマ放送予定


以下引用。

 第二次大戦が終結してから今年で70年。この大戦では米英の連合国(United Nations)に対し、日独の枢軸国(Axis Powers)は敗北した。だが、その歴史が逆だったら、世界はどうなっていたか。この「if」の世界を描くドラマが今秋、公開される。制作はエイリアンやブレードランナーを手がけた、あのリドリー・スコットだ。すでに予告編が出来上がり、ネット上に公開されている。

 原作はアメリカのSF作家、フィリップ・K・ディックの小説「高い城の男」(The Man in the High Castle)だ。日本国内では早川書房から邦訳版が出版されている。

 小説では、第二次大戦で日独の枢軸国が米英の連合国に勝ち、地球を分割・統治している世界を描いている。現実では戦勝国の筆頭的存在で、国際社会の覇権を握った米国はロッキー山脈を境に日独によって東西に分割されている。

 ヨーロッパと西シベリア、中東、アフリカ南部、ブラジル、北米東部を支配するドイツに対し、日本は中国などのアジアと東シベリア、それに北米から南米に至る西海岸、いわゆる環太平洋地域を支配するスーパー・パワーとして登場する。

 ヒトラー時代以上に人種隔離政策を進めるドイツに対し、日本は人種政策や民族問題に関しては寛容な国として描かれている。現実の世界で米ソが冷戦となったように日独も冷戦となっている。枢軸国の一角を占めていたイタリアはバルカン半島やアフリカの東部と北部を統治するが、ドイツの衛星国のような存在となっている。

 この枢軸国が勝った世界で、「米英の連合国が勝っていたら?」という設定の小説「イナゴ身重く横たわる」が出版される。つまり「if」の世界の中で、さらに「if」の問いかけがなされる。ドイツの敗北を描いた作家はその報復から逃れようと、「高い城」と名付けた要塞のような屋敷に身を隠す。小説の題名はここに由来する。

 ■フィリップ・K・ディック 1928年生まれ、1982年に死去した。1950年代から短編小説を書き始め、「最も重要なSF作家の一人」と呼ばれるまでになった。これまでにも作品が映像化されており、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は「ブレードランナー」となり、「追憶売ります」は「トータル・リコール」となった。


ディック作品の映像化は、↑の記事にもあるとおりで興行的にも成功した作品が多い。
「高い城の男」も原作の知名度はSFファンの間では高い作品(てか知らない人はいないかも/汗)

一応ウィキペディアの記事をリンク…以下ネタバレ。

高い城の男←ウィキペディア。

私が読んだのは浅倉久志訳。
初ディック作品だった。
作品の解説を読んで架空戦記的な気楽な小説なのか?と読み始めたら非常に難解?でちょっと困った(汗)
読後、スカッとしたり驚嘆したり…といった小説ではないのである。
少なくとも私にはそうだった。
作中「易経」が重要な要素として取り上げられるのだが、何故易経なのか?がまずよく理解出来なかった。
日本で易経ってそんなにメジャーだろうか?

易経とは、いわゆる「筮竹占い」である。
当たるも八卦当たらぬも八卦、のあれだ。
筮竹と算木を使用するのが一般的だが、作中では中国の古銭が使用される。
作品の舞台は主に日本統治下のカリフォルニア。
登場人物は主に日本人とアメリカ人なのだが、彼らがこぞって易経を行い自らの行動指針を定める。
ここに非常に違和感を感じた。
ディックは日本でそれほどまでに易経が重視されていると考えていたのか?
ラストシーンにも易経が絡むのだが、なんだかなぁ、という読後感だった。
今読み直せば色々面白く感じられる部分もあるのかもしれないが…当時は非常にもやもやした(笑)。



ところで!(いい事を思いついたぞ!話題を変えよう!!)

他界した私の父、いわゆる「昭和一桁」で戦前戦中戦後を体験した人である。
ある時、どういう話の流れでそうなったのか覚えていないが「日本は戦争(太平洋戦争)に負けて良かったんだ」みたいな事を言っていた。
当時の私はややリベラルよりの中道のつもりだったが、これには正直びっくりした。
「戦争に負けて良かった」なんて言葉を戦争を体験した人から聞くとは思わなかったのだ。
ちなみにうちの父、終戦時10代前半で兵役には就いていない。

空襲のあった町で生まれ育ったので、そりゃ怖い思いもしただろう(目の前に不発弾が落ちてきた話も聞いた事がある)。
戦中戦後の食糧難の時代も苦しかったとは思うが…
戦争に負けなければそんな目には遭わなかったんだが。
戦前、戦中の日本国が良かったとか悪かったとか言いたいわけではなく、「負けて良かった」なんて何故思えるのか非常に疑問だった。
生きるか死ぬかの戦いをしていたのだ。
負ければ自分が死んだ可能性もあったわけで。

戦勝国(GHQ)による日本人洗脳、ってのは確実にあったんだろうな、と思う。
これについての是非も問わないが(笑)。
立場が逆なら保身のためのそれもあり、と私なら考えるだろうから。



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コメント
易経は友人の整体師もやってて、一度興味を覚えて理論を聞いてみたのですが、なんともシンプルなのに難解な話で、まるでガープスのルールみたいな印象でした。
最終的には「筮竹や算木はなくてもいい」との事。ウーンσ(^_^;)
2015/08/12(水) 03:15:23 | URL | @2c #SFo5/nok[ 編集 ]
Re: タイトルなし
お疲れです。

筮竹占いは私も以前少しだけかじった事があるのですが、
筮竹は極端に言えば奇数か偶数かを導き出すためだけの道具でした(汗)。
筮竹から導き出された奇数、偶数、を陰陽に解釈して算木で一時的に記録する感じですかね~。

占いは色々やってみましたが、少なくともタロットよりは複雑ですかね。
命(運命)や相(人相や手相、極端に言えば血液型)から占うと言うよりは、タロットに近いイメージなんですが…

タロットだと図像の印象で占者が勝手に解釈してよい許容範囲があるのですが(カードの正位置、逆位置など。私の勘違いかも)、易経にはその許容範囲がないような…
結構堅苦しい?んですよね。
そんな印象です(汗)。
2015/08/12(水) 23:07:56 | URL | マッドハッター #QxbLVY.o[ 編集 ]
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