マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
映画「日本以外全部沈没」の紹介
昨日のエントリーでちょっと触れた小松左京原案、筒井康隆著「日本以外全部沈没」に関して。
作品の存在や内容は知っていたが、実は私は未読だったりする。
筒井氏流のブラックユーモア・パロディ・SF短編、というのはよくわかっていたつもりだが(笑)
2006年、小松左京氏の「日本沈没」がリメイクされた際に映画化もされている。
動画を探してみたらあったので観てみたのだった。
作品の概要は↓でご確認頂きたい。

日本以外全部沈没←ウィキペディア。


日本以外全部沈没 01/12 投稿者 ft-101yaesu

作品を観る前に気になったのは各パートで動画の直前に表示される「これは日本のナショナリストの映画である。云々」という英文表記。
その直後日本語で、
「米国、中国、韓国、カナダ、ヨーロッパ、ロシア、中東、東南アジア、南アメリカ人はしないことをお勧め(映画)」←原文ママ。
と表示される。

日本語になってねー。
元の映画の一部とは思えないし、文法めちゃめちゃ。
国名とヨーロッパ等の地域を並記しているのもおかしい。
ヨーロッパ諸国とするべきだ。
しかも「何を」しないこと、を求めているのかも不明だ。
まるで機械翻訳そのまんま(笑)。
普通に考えれば動画投稿主が編集して挿入したものなのだろう。
英文もなんだか変なんだよな~。
↑の動画アイコン?の「日本を称揚するべき」もわざとらしい。

それはさておき視聴してみる。

基本面白かった。
馬鹿馬鹿しくて(笑)。
徐々にエスカレートしていく世情と、それと対比するかのように描かれる若い日本人夫婦の日常。
「沈没」以前に国際結婚していた日本人男性がかかえる葛藤と破局。
そして終局。
…まぁ、こうなるんだろうな、とは思っていたが^^

SFってのは仮想現実を描く物で、ある種のシミュレーションとも言える。
日本以外全部沈没して日本に避難民4億人が押し寄せる、という仮定で起こりうる仮装現実を面白おかしく、悲劇も交えて描いてる良作ではないだろうか。
ナショナリズムとかレイシズムをある意味前提とした仮想現実を描く作品、というかそこがキモである。
私は作中の描写を「差別的」とは思わなかったが…(非道な日本人が描写されないわけではないが)。
移民問題の根深いアメリカやヨーロッパ諸国ではむしろ納得される人も多いのでは?と思ってしまった。
この映画はその極端なパロディだと思える。
…これがダメならオーウェルの「1984」とかもダメだろ?と思うのだが。

つい先日↓のようなニュースがあった。

米ボストン美術館の和服体験イベント、「帝国主義」批判で中止―中国紙
Record China 7月9日(木)5時18分配信


正直批判する理屈がよくわからない。
「Stand Against Yellow Face」という団体が抗議したらしい。
「体験イベントは着物ではなくて打掛だった」とか批判してるようだが、打掛も着物の一種だと思うんだが。
どういう組織か今ひとつわからなかったのだが、相互理解の機会を潰すなよ、とは思う。
リベラル系団体なのであれば。
グローバル化とか他文化理解とかおきまりの言葉で擁護して欲しかったな(笑)。

関連記事

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画


コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック