マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
実写映画「寄生獣」紹介感想
先日、実写映画「寄生獣」のDVDを観てみる機会が有ったので感想。
コミック原作が結構好きなので、どうしても比較する形になってしまうのだが…
なお、私が鑑賞したのは前編だけ。
この映画二部構成で、完結編はこの4月に公開となったようだ。
こちらは未鑑賞。

ストーリー的なことはウィキペディアで(笑)↓。

寄生獣(映画)←ウィキペディア。

ハッキリ言って面白くなかった。
主人公新一の視点で言えば、日常の中に突如現れた非現実である寄生生物ミギーとの共生を描く物語。
その中で人間とは、生物とは、愛とは、親と子の繋がりとは?という問いに対して、新一が今まで与えられてきた、当然と思っていた価値観をひとつひとつ吟味し自分なりの真実に辿り着く…というのが原作のテーマだった。
…映画、そのあたりの切羽詰まった新一の心理が今ひとつ伝わってこないのだ。
一つは特撮技術の問題もあるだろう。
他の方にどのように見えたかわからないが、ミギーの演技が如何にも特撮臭くて(CGも使ってるんだろうが)嘘くさい。
俳優の演技力の問題もある。
鑑賞者の想像に委ねる部分の大きい漫画の二次元世界を、三次元実写にして真実味を持たせると言うのが困難なのは理解出来るのだが…
中途半端にヴィジュアル化されている漫画の方が、小説の映像化よりもハードルは高いのかも知れない。
ミギーの声優に関してはアニメ版ミギーの方がよかったと思えた。
アニメ版は感情を抑えた表現をしていたのに、実写映画版ではまるでセサミストリートの吹き替えのように感情豊かだ(これは言い過ぎか?)。

ストーリー的にはAの学校でのエピソードは削られ、母子家庭と新たに設定された新一の母を乗っ取るのはAとされている。
時間的にストーリーをまとめるためだろう。
これはこれでいいまとめ方だとは思った。
新一が自由に活動するためには親の存在は邪魔だからだ。
しかし…テーマ的にはどうなのかなぁ。
原作での父親が「おまえ鉄でできてるんじゃないのか?」と問うセリフとかはかなり重要だと思うんだが。
単に尺の問題で新一の成長を決定づける重要キーワードが削除されているのは面白くない。
完結編で、そのあたりをうまくまとめているのだろうか。

加奈のエピソードもばっさり切られているようだ。
完結編はおそらく市役所包囲線と田宮良子との決別、後藤との戦い、で〆なんだろうな。
あぁ、浦上との決着も描かれるだろうが…

完結編は機会が有れば観るつもりだが、妙なオリジナリティ発揮して作品の基本テーマを壊して欲しくはないなぁ。


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