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戸田奈津子氏、大いに語る
本日気になったニュース。

映画字幕の翻訳と通常の翻訳は“別もの” 理想的なのは「透明な字幕」産経新聞 5月5日(火)17時0分配信

以下引用。

【話の肖像画】映画字幕翻訳者・戸田奈津子さん

 〈字幕翻訳者への道をあきらめきれなかった戸田さんに字幕翻訳者として認められるきっかけを与えてくれたのはフランシス・フォード・コッポラ監督だった〉

 大学を卒業して就職した生命保険会社を辞めた後、しばらくはプータローでした。翻訳のアルバイトがあったので生活には困りませんでしたね。そのうち、字幕翻訳者の清水俊二先生に頼まれてシナリオの到着が遅れている映画のヒアリングをするようになって、洋画界とのつながりができ、配給会社からもお仕事が来るようになりました。先生から字幕のお仕事をいただいたことは一度もありませんが、先生がいなかったらキャリア的にも技術的にもずいぶん戸惑っていたと思います。恩人ですね。

 もう一人の恩人はコッポラ監督です。仕事をいただいていた洋画配給会社から『地獄の黙示録』(昭和54年)を撮影中の監督のガイド兼通訳を依頼されたんです。泥沼化していたベトナム戦争を描く超話題作だったんですが、新人の私が字幕翻訳者に抜擢(ばってき)されました。後になって知りましたが、監督が「彼女は撮影現場でずっと私の話を聞いていたから、字幕をやらせてみてはどうか」と言ってくださったそうです。これを境に仕事が舞い込むようになりました。

 〈最近、日本語をめぐっていらだちを感じることが少なくない〉

 映画会社からは「字幕の漢字をひらがなにしろ」と言われるんですよ。例えば「拉致(らち)」。「ら致」じゃ重みがない。素晴らしい言葉は漢字だからこそ素晴らしいんです。「安堵(あんど)」が難しいから「安心」に変えてくれと言われたこともありました。でも2つは似て非なるもの。その違いが無視されたんです。「日本語が貧しくなっている」と痛感しましたね。

 乱暴な言い方をすれば、字幕で映画を見るのは日本だけです。お客さんが字幕を好んだのですね。理由はいろいろありますが、日本人は勤勉だから外国のことを正しく知ろうとする。本物を好むのです。日本人はトム・クルーズの肉声を聞きたいけど、海外の人はトムの声に興味はないから吹き替えの方を取る。

 何よりも日本は識字率が高かった。ここはあえて過去形で言いますね。それに日本語は字幕的な言語なんです。漢字は一字みれば意味をパッとつかめるでしょ。視覚的には漢字が文章を引き締め、ひらがなは柔らかい。あのバランスが大画面で見たときにとても美しい。残念ながらその素晴らしい文化が崩れつつあります。

 映画字幕の翻訳と通常の翻訳は別ものなんです。字幕が字数に縛られていることを知らない人から「誤訳」などと批判を受けることもありますが、気にしません。もちろん間違った訳や下手な意訳はいけない。理想的な字幕は、観客に字を読んだという意識が何も残らない字幕なんです。画面の人が日本語をしゃべっていたと錯覚を起こすくらい「透明な字幕」が一番いいんです。(聞き手 田北真樹子)


いや、だからあなたの字幕は「透明な字幕」じゃない。
…と思ったのは私だけだろうか(汗)

戸田奈津子女史映画を語る…で少し書いたが、この方の字幕に関して私は信用が置けない。
「スターウォーズ」にて「原住民」と訳すところを「ローカルな星人」と訳したり、「ロードオブザリング」にてアラゴルンの別名(二つ名)を「韋駄天」と訳したり。

↑の二つの例に関してはそれぞれ問題点が異なる。

「原住民」を「ローカルな星人」って、そもそも翻訳する意味がない。
今でこそ「ローカル」という言葉は日本でも一般的だが、「スターウォーズ」放映当時一体どれほどの人が意味を理解出来ただろう。
戸田氏言うところの表意文字である漢字の優位性がどこに活かされているんだよ(笑)
「原住民」の方がよほどスマートだし字数も少ない。

アラゴルンの別名「Straider」を「韋駄天」と訳したことに関しては…
「原作ファンがうるさい」とか色々愚痴っていたようだが(笑)原作ファンも映画を観る潜在的観客であることを失念しているのか?
「Straider」は直訳すれば「大股に歩く人」程度の意味だ。
日本では「指輪物語」翻訳者瀬田貞二氏訳の「馳夫(はせお)」が既に定番訳となっている。
そのまま「ストライダー」ならわかるが何故「韋駄天」なのだ?
字数の問題というならば「馳夫」の方が一文字少ない。

あくまで私の推測だが…
この方、自己顕示欲が強いのだろう。
だから自分独特の訳にこだわる。
元々の作品の意図を曲解してまで、自己表現したいのだろうな。
数日前にとある通訳さんの話を書いたが、その通訳さんとは全く別の志をもっておられるようだ。

職業意識よりも自己表現が大切なのであれば表現者になればいいのに、と思うんだがな(笑)
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コメント
戸田奈津子の誤訳というか謎訳は検証サイトが設けられるくらいの語り草ですが、おっしゃる通り自己顕示欲が非常に強いのでしょうね(マツコデラックスの番組でゲストに来た時、同様の感想を抱きました)。文学的素養のないのをアレコレ誤魔化されてる気がします。
字幕の女王も結構ですが、短編でもいいので一本小説なりエッセイなり訳してみてはどうかと思いますワε-(´∀`; )
2015/05/05(火) 23:33:59 | URL | @2c #SFo5/nok[ 編集 ]
Re: タイトルなし
お疲れ様です。

戸田奈津子氏の字幕はホントに困ったモンですね。
私はあまり映画館に足を運ばないので直接の被害?はそれほど受けてませんが…
映画「ロードオブザリング」の件に関しては、本当にイライラさせて貰いました。

>マツコデラックス
その番組観てませんが、マツコとはなんとなく気が合いそうですね(笑)
マツコも自己顕示欲…というか自己主張強いタイプですし。

↑ニュースで腹が立ったのは自分の翻訳スタイルと主張が全く異なっていることでした。
うすっぺらいごまかしが許せなくて。
オマケに自己への批判は拒絶、と。
どういう経過で「字幕の女王」となったのか知りませんが(書かれていることだけではないでしょう)、内省とか自省とかという言葉とは無縁な方のようで、人間的に好きになれないな、と改めて思ったのでした。
2015/05/06(水) 23:18:10 | URL | マッドハッター #QxbLVY.o[ 編集 ]
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