マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
第一回ルンクエ90プレイ記録06
第一回ルンクエ90プレイ記録05の続き。

イリューシャはどこからともなく砂時計を取り出す。
「この砂時計が落ちきる前に、答えて下さい」
彼女は最初のなぞなぞを語り始める。
最初の問題に答えるのはクリストフだった。

(ルール的には三問を三人それぞれで一問ずつ答える。
相談してもかまわないが、答える人間はあらかじめ決められている。
遺産を受ける権利を与えられるのは、なぞなぞを解いてイリューシャを解放したものだからである。
一問につき制限時間は3分。
キッチンタイマーを準備していた(笑)
一分過ぎた段階でINTロールに成功すればヒントをGMから与える。
ただしこのINTロールを振れるのは、その時答える人のみ、とした。
なぞなぞは、Webで検索(笑)
その後ファンタジー風味に脚色した。)

とあるけたたましい酒場の片隅で商人と賢者が賭けをしています。
賢者が6枚のソブリン銀貨をテーブルの上に並べました。
賢者は言います。「銀貨を一枚だけ移動させて縦、横に四枚ずつ並ぶように置き換えよ。さすればこの銀貨はそなたのものだ。」
商人はどのように銀貨を移動させればよいでしょうか?

イリューシャはこれまたどこから取り出したのか、銀貨を6枚とりだし、石のテーブルの上に並べる。
銀貨は死のルーンの形に並んでいる。

●銀●
銀銀銀
●銀●
●銀●
(●はテーブル、銀は銀貨)

しばらく悩んだが、クリストフはやがて銀貨を正しく移動させた。
「正解です」
とイリューシャは微笑む。
(グィードはすぐにわかったようだがクリストフに自分で解答させたかったのか答えの明言は避け、クリストフにヒントを与えた。GMが準備していたヒントと全く同じヒントだった/笑)

二問目はグィード。
イリューシャがなぞなぞを告げる。

賢明なるオズラン伯爵は自らに仕える二人の若い、いずれ劣らぬ優秀な騎士に手を焼いていました。
二人は文武両道に長けた優秀な騎士で騎士団長の座を巡るライバルでしたが、虚栄心とライバル意識が強く、まったく協調することなく、いつも喧嘩ばかりしていたのです。
最近では互いに口をきくこともありません。
優秀な騎士二人の仲違いは、伯爵にとって頭痛の種でした。
そこで一計を案じます。
若い騎士二人を呼び出し、次のように述べました。
「諸君らのいがみ合いは目に余る。本日、余の前で馬の早駆け競争を許す。ここより国境の砦まで行き、証となる林檎を受け取りこの城に戻って参れ。競争中互いに妨害行為をすることは許されない。競争に勝った馬の主が勝利者じゃ。勝利者を騎士団長に任ずる。日暮れまでに戻って来れなかった者は騎士としてのあらゆる資格を剥奪する。この勝敗をもって結果とし、以後のいがみ合いは許さん。」
彼らの愛馬はいずれ劣らぬ駿馬です。
また二人の騎士は国で一、二を争う馬術の腕前だと言われていました。
これでライバルとの決着がつく、と二人はすぐに承諾します。
伯爵は頷き、最後にこう付け加えました。
「よろしい、では今すぐに取りかかれ。ただし、勝者は後から城に辿り着いたものとする。」
二人は狼狽し伯爵にその意味を尋ねますが、伯爵は「先に帰ってきたものが敗者じゃ。」とにやりと笑うだけでした。
二人はすっかり困惑してしまいました。
騎乗して砦まで行き証となる林檎を受け取り、伯爵の宮殿前まで戻っては来たものの(全く同じペースでした)先に城に戻ったものが敗者となるのです。
じりじりと陽が沈み、このままでは二人とも騎士の資格を失ってしまいます。
『それが愚かな我々への伯爵の思し召しだったのだろうか。いやしかし賢明な伯爵がそのような…』
二人はこれまた同時に閃きました。
この競争を手早く終わらせる方法をです。
彼らはどのようにして決着をつけたのでしょうか?

グィードはすかさず答えた。
「正解です!」
イリューシャは再び微笑む。

三問目はヘイゼリックが答える番だ。
イリューシャは最後の問題を告げる。

とあるセシュネラの城。
盛時にはきらびやかなしつらえであったろう、その廃墟の一室に迷い込んだ若者は廃墟に呪縛された女性の幽霊と言葉を交わしています。
若者の前には三つの宝石箱があります。
そのうち二つには毒蛇が入っており、開けたとたんに咬まれて死んでしまうでしょう。
一つには計り知れない価値のある宝物が入っています。
箱の外見はいずれも全く同じで若者には見分けがつきませんが、幽霊はどの箱に何が入っているか知っています。
幽霊は一つだけ箱を開いて中のものをとってもよい、と若者を誘惑します。
宝物の誘惑に負けた若者が一つの箱を選択しました。
箱を開けようとする若者を制して、幽霊は残りの二つの箱のうち一つを開きます。
その箱には毒蛇が入っていました。
そして溜息混じりに若者に告げます。
「今選択した箱を変更しても良い」と。
幽霊を信用してもいいでしょうか。
若者は最初に選択した箱を開けるべきでしょうか、あるいは選択を変えるべきでしょうか?

ヘイゼリックは悩む。
グィードとクリストフも助言を思い浮かばない。
砂時計はさらさらと落ちて行く…
時間ぎりぎりになってヘイゼリックは当てずっぽうで答えた。
イリューシャは溜息をつく。
「違います。とても残念です」

宝はともかく、あなたを解放する術はないのですか?とクリストフは問う。
「呪縛封印を施したルーンを破壊すれば…この部屋の中にあるはずですが、私はその場所を知りません。過去にもそのルーンを捜してくれた旅人はあったのですが、結局発見されませんでした」
夜明けまでは3時間ほど。
三人は手分けしてルーンを捜すことにするが、結局発見はできなかった。
(150年発見出来なかったという事を踏まえてクリティカル、または05以下で捜し出せることにしたのだが、やはり全員失敗)
空が白み始める。
「私のために尽力して下さってありがとう、皆さん。お別れの時間のようです」
彼女の姿は徐々におぼろになって行く。
「あなたのことは忘れません」
というクリストフだが、彼の記憶も曖昧になってきた。
やがて朝の光が部屋に差し込んだ時、彼らはこの部屋での出来事はすっかり忘れ去っていた。
助けを求める女性の夢を見て居館の探索に出かけた、という事以外は。

聖祝期四日。
少し元気を取り戻したペリウスを連れ、インゴットを積んだ荷車とロバ、バブーン達の置き土産のやせ細った黒いロバとともに城を旅立った一行はダロウズへ向かい、氏族長に報告。
聖祝期五日目の夕方、ブラントへと帰還した。
出迎えたブラジウスと妻ベルタと涙の再会。
「父さん!」と叫ぶペリウスに「バカモン、親方と呼べと言っただろうが!」というブラジウスの目も涙で濡れている。
一行は道中の事情を説明。
報酬の銀貨を受け取り、精霊呪文を学習する。
また徒弟修行中だったヘイゼリックはその後8日を費やし呪付の訓練を受ける。
ソブリンに余裕のあったクリストフは老齢のフマクトの剣から片手武器の訓練。
負傷を負っていたグィードは身体を休めて回復に努めた。

聖祝期末日。
ブラジウスの家に三人とクリストフが厄介になっているランカーマイの賢者、グィードが厄介になっているフマクトの剣も招かれ、小さな祝宴が開かれる。
祝宴の前に回復したペリウスが三人に受け取って欲しい、と一本のブロードソードを差し出す。
例の〈光〉呪文が呪付された剣だ。
鞘や柄も取り付けられた完成品。
「僕からできる心からのお礼だ。よかったら受け取ってくれ。…実はこの剣を見ていると色々嫌なことを思い出してしまってね」
とペリウス。
取りあえずグィードが預かることとなり、食事が始まった。

というところで一回目のシナリオ終了。
色々と反省点もあり、またマスターとして意図していたことなども今後別の機会に書ければと思う。
書き忘れていたが、バブーン達の黒いロバはヘイゼリックが世話をしており、徐々に体重を増している。
クリストフもグィードも権利を主張しなかったので、このロバは以後ヘイゼリックのもの、ということになりそうだ。
実はロバ、結構高価なのだが(汗)
ルンクエ90の価格俵によれば村で500、都市で1250ソブリンである。
今回PC達が手に入れた報酬の中では〈光〉のブロードソードを除いて一番高価。
私はてっきり売り飛ばすだろうと思っていたのだが(笑)、所持品としてインゴット10kgを持ち歩いているヘイゼリックとしてはロバが魅力だったようだ。

なぞなぞの解答に関しては続きを読むに書いておきます^^










一問目の答えは「一番下の銀貨をクロスしている真ん中の銀貨に重ねる」である。
ヒントとして準備していたのは「立体的に、三次元的に考えて」という事だった。

二問目は「馬を交換する」が正解。
ヒントは「勝利者の条件を見直して」だった。
問題文は炬燵のチャットに貼り付けて、さらに私が読み上げ終えてから3分としておいたのだ。

三問目は…「変更する」が答え。
問題を読み上げた後すぐに言葉のトリックの問題ではない、という意味で「数学的、確率の問題です」と付け加えておいた。
これ、「モンティ・ホール問題」と呼ばれるわりと有名な問題なのだ。

モンティ・ホール問題←ウィキペディア。

↑を読んでもらえばおわかり頂けるかと思うが、簡単に解説。

三つの箱から当たり一つを選択する確率は1/3。
若者は1/3の確率で無作為に箱を選んだ。
残りの箱二つに当たりがある確率は2/3である。
その上で残りの箱のうちのハズレの一つを幽霊が開いてみせる。
選択されなかった二つの箱の当たりの確率はあわせて2/3だったが、そのうちのハズレの箱が開かれたことでもう一つの箱に確率が集約される。
つまり選択されなかった、開かれていない箱の当たりの確率は2/3となる。

わかりづらいだろうか(汗)
箱が100個の場合を考えてみるとわかりやすい。
100の箱に当たりが一つある。
若者は一個を選択する。
この確率は1/100だ。
幽霊は残り99個のうちのハズレ98個を開いてみせる。
この場合ならどうだろう。
最初の選択は1/100、選択を変更すれば99/100の確率で当たりを引くことになる。

こう主張する人がいるかも知れない。
「最初の問題では幽霊が開けた箱は一つだけだ、条件が異なる」と。
が、条件は同じなのだ。
最初の三つの箱では二つのうちの一つを開けたわけだが、これは「一つを残して他の可能性を排除した」と考えて貰いたい。
そういう意味では箱が100個の場合で幽霊が選択以外のハズレの98個を開けた、と同じ条件なのである。

コンピューター解析でも同様の結果が出ているようだ。
ということで(汗)
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