マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
梅図かずお「漂流教室」の紹介・感想
昨日も書いた「漂流教室」。
このブログで何度も梅図かずおの「漂流教室」については書いていた気がしてたのだが…。
今検索してみるとメインで書いたエントリーがない。
というわけで紹介感想。
私がまとめて読んだのはおそらく連載終了後だが、それでも当時かなりショックを受けた作品。
トラウマと言っても良いかもしれない。

とはいえ一日で読み返すのも大変なので、以下あらすじはウィキペディアより。
いきなりネタバレなのでお気を付けて(汗)。

漂流教室←ウィキペディア。

以下引用。

あらすじ[編集]
高松翔は、大和小学校の6年生。ある日、翔は母親とケンカをしたまま学校に行き、授業中に激しい地震に襲われる。揺れはすぐに収まったが、学校の外は岩と砂漠だけの荒れ果てた大地に変貌していた。突然の出来事に皆パニックに陥り、教師たちは全員亡くなってしまう。やがて荒廃した世界の正体が、文明の崩壊によって滅んだ未来の世界だと知った子供達は互いに協力し、大和小学校を拠点とした「国」を築くことを決意する。大和小学校国の総理大臣として児童の代表となった翔は、児童たちみんなが家族であるという意識の下、規律正しい生活のもとで困難を乗り越えていけるよう精一杯の努力を重ねようとする。

しかし、飢餓や未知の事象に対する恐怖心からくる狂気や内部対立、伝染病の蔓延、唯一生き残った大人である関谷の暴虐、荒廃した未来に棲息する未来人類の襲撃などの脅威により、児童たちの数は日を追う毎にじわじわと減っていく。更に、学校をタイムスリップさせる原因となった手製のダイナマイトによる爆発事件の犯人が翔であったというデマが流れ、翔は次第に孤立してしまう。

常識を超越した出来事が次々と振り掛かる中、翔と過去の世界を繋ぎ止め、翔にとっての唯一の心の支えとなっていたのは、5年生の少女・西あゆみのもつ不思議な力で時空を超えて母とコンタクトを取れるという、不思議な現象だけだった。周囲が子供達の帰還を諦める中、息子の帰還を信じる翔の母は、西の不思議な力によって未来にいる翔と仲間達に必死の思いで援助の手を差し伸べ続けていた。

その後、自らの意思で学校を出て行った後、息も絶え絶えの状態で戻ってきた女番長の口から「天国」の存在を知らされた翔たちは、学校一帯を覆わんとする高濃度の光化学スモッグの雲から逃れるため、富士山にあるという「天国」の存在に一縷の望みを託し、生き残った児童たちを連れて「天国」を目指して荒野を行進する。迫りくる化学スモッグや広大な地割れを乗り越え、翔たちがたどり着いた「天国」。そこは未来の科学力で築かれたレジャーランドの残骸の残る場所であった。暴走したロボット達の襲撃から逃れた翔たちは、その奥に鎮座するコンピューターから、自分たちが元の世界に戻るための重要な糸口が大和小学校そのものにあることを知る。

しかし、飢餓による苦しみと、翔の存在を疎み対立する同級生の大友らのグループとの抗争の激しさはついに頂点に達し、狂気に駆られた子供達は無残な殺し合いを始めてしまう。理性でこの事態を耐え切った翔は自分が爆発事件の犯人だと告白する振りをしてみんなをおびき寄せつつ学校に戻り、今こそ元の世界に帰ることができる最後のチャンスだと説得する。しかし、大友たちは聞く耳を持たず翔を殺そうと一斉に攻め寄った。
以下略。

結末まで書くのはどうかと思ったので、一応途中まで。
正直よく当時連載出来たな、と思える内容(汗)。
成年誌ならまだしも少年誌だもんなぁ。

主人公達が放り込まれた世界は未来世界とされているが、必ずしもそうとは言い切れない世界でもある。
記憶だけで書いているので不正確かもだが、災難に巻き込まれた小学生の一人の「悪夢の怪物」が現実に登場し、実際に怪物に殺されていたりする。
少年達の放り込まれた「未来」とは、彼らが恐怖する無意識下の集合意識による「未来」なのではないか?と私は思っている。

1970年代といえば公害問題が取りざたされた時代でもある。
大阪万博で「夢のような21世紀」が語られた反面、そのような反動もあった。
テレビ特撮番組では公害怪獣を扱った「スペクトルマン」なんてのもあったり(笑)。

だが、この常軌を逸した設定のおかげで?様々なこれまた異常なシチュエーションが作品内では描かれた。
給食納入業者(大人)による暴行、小学生が盲腸手術を執刀!、ペストの蔓延による虐殺、少年達同志によるカニバリズム…。
最終的にわずかな希望は描かれているが、これで彼らは生き残れるのか?
…生き残れないだろう、普通。
という作品だ(汗)。

今考えても特異な作品だ。
今↑を書いていて、なんとなく「20世紀少年」や「ドラゴンヘッド」を思い出してしまったが、ショッキングな点では「漂流教室」の方がはるかに上だなぁ。

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