マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
クトゥルフ不定期キャンペーン2 ハロウィンの夜08
クトゥルフ不定期キャンペーン2 ハロウィンの夜07の続き。

アレフにさらわれた当初のケビンは真っ暗闇の地下に幽閉され、嫌な味のするかび臭い食べ物しか与えられず、気も狂わんばかりの日々を送っていたらしい(実はまともそうに話をしているが、この時点でのケビンのSANは0である)
やがてアレフとも徐々に意思疎通が可能となる。
ケビンが彼の言葉を多少理解出来るようになったこと、またアレフ(この名前はケビンが便宜上与えた名前で、怪物は自分の名前を忘れている)が少しずつ英語を思い出したからだ。
アレフも元は人間だった。
彼自身既に記憶にないぐらい昔に、今の彼によく似た仲間達に捕らえられ、一緒に生活するようになった。
仲間達と楽しく地下で暮らしていたが、やがてここも住みづらくなってきた。
「蛇」達が現れるようになったのだ。
街を守るための結界が築かれたが、それでも危機感を抱いた仲間達は門を通って異世界へと旅立っていった。
アレフだけが、この街に留まった。
彼は生まれ育ったこの街に愛着があったし、何より人間を観察したり、いたずらするのが好きだったのだ。
また、この街の結界に異常がないかどうか確認するのも彼の仕事だった。
2年前のハロウィンの時は、思わず浮かれてパレードに紛れ込んでしまった。
そして、自分も綺麗な衣装が欲しいと思った。
そこでハロウィン会場に仮装衣装を配達に来たケビンを誘拐したのだった。
彼なら自分にも衣装を「プレゼント」してくれるだろう、と考えたのだ。
アレフがケビンの必要とする道具や材料を集め、ケビンは彼に衣装を作ってやった。

ケビンはある程度自由に出歩けるようになってから(半ば怪物化し逃亡の恐れがなくなってから)、残してきたヘレンの事が気がかりで彼女の家を頻繁に訪れ遠くから見守るようになった。
仕事の締め切りに追われ、居眠りしている娘を不憫に思って手伝ってやったことも二度ばかり。
特に結界の一つと門のすぐ真上で再開発が始まり、アレフが遠方への移住を決意したここ二ヶ月ばかりは頻繁に娘の様子を見に行くようになった。
アレフはケビンのその様子が気がかりなのか、アレフ自身もヘレンの様子を伺ったりしていたらしい。

ヘレンの衣装に関しては、アレフの持っている多面体のきらきら輝く宝石の中に見た光景から気にいったものをデザイン画と型紙に起こしておいたのだそうだ。
ケビンはアレフから学んだ「記憶を曇らせる」魔法を使用して、ヘレンの記憶を封印していたが、ヘレンは彼からの「遺産」-手記とデザイン画-のある場所を聞いていた。
写真を見ることでそれを思い出したヘレンは父親の手記を読み、父親が自分には二度と会うことなく遠くに行ってしまうことを悟った。
しかしハロウィンの夜まではいるはずである。
アレフはハロウィンを楽しみにしていたのだから。
彼女は父親のデザインの仮装衣装を仕立て、その扮装でパレードに参加することを決意する。
そうすればケビンにはヘレンが手記を読んだことが伝わるはずだ。
そして父にもう一度会いたいと思ったのだった。
ここでこの時間に会うことは、閉会式後に人づてのメッセージがあったらしい。

ヘレン「じゃあ、私が仕事の締め切りに間に合いそうにない時に仕事を仕上げてくれたのはやっぱりお父さんだったの?」
ケビン「ああ、そうだよ」
ヘレン「私が洗濯物を取り込み忘れた時に、取り込んでくれていたのもお父さん?」
ケビン「…いや、それはおそらくお隣のスミスさんだろう」
ヘレン「あぁ、お父さん!」
ケビン「娘や…」

アルバート「ということは…やはり側溝に潜んでいたのは彼らだったんじゃないのか?エドガー」
エドガー「いや、しかし…それは推論に過ぎない。しかしまぁここはそうしておこう。ところでケビンさん、ご病気ならうちの病院で治療してみませんか?」
ケビンはこんな醜い姿の父親では娘が不憫だ、また自分は既にこの生活に適応しており普通の食事は摂れないだろう、アレフに付いていくしかない、と語る。
ヘレンは抵抗するが、ケビンの意思はかたい。
アレフはまだ敵意のこもった目で4人を見ているが、ケビンがこれは娘の友人達で、娘を助けるために行動していたに過ぎないとアレフに説明する。
エドガー「ところで門(ゲート)とは?」
ケビン「ここと遠方とを一瞬で移動出来る扉のような物らしい。…実際に扉の形をしているわけではないようだが」
エドガー「アレフ氏の言っていた蛇とは?」
ケビン「私も詳しくは知らないが、蛇人間とでも言うべき存在らしい」
ヘザー「あなたは見たことがあるんですか?」
ケビン「残念ながらというか幸運ながらないね」
ヘザー「そいつらが現れたらどうなるんですか?」
ケビン「とても知能が高く邪悪で…とにかく危険きわまりない奴ららしい」
ヘザー「ネズミとミミズはともかく私も蛇はいやですね」
エドガー「結界が破られたと言ってましたが、何とかならないんですか?」
アレフと相談するケビン。
アレフは4人にはすっかり興味を失って、きらきら光る議員バッジを自分の服につけて悦に入っている。
ケビン「結界の修復には時間もかかるし、ここに再度結界を築いても工事が中止にでもならない限りは同じ事だ、とのことだ」
どうやらここにあった結界のための石はいくつかあるうちの一つであったらしい。
エドガー、ヘザー「うーん…」
エドガー「なにかヒントだけでも頂けませんか?」
ケビンがアレフに通訳する。
アレフ「何故オレがそいつらを手助けしなければならない?」
エドガー「アレフ氏、いままでこの街を守るという崇高な使命を果たしてこられたではないですか」
(説得ロール、なんと成功!)
考え込んでいるアレフだが、「おれ、それが欲しいな、そいつを持っていく」とヘザーを指さす。
ぎょっとするヘザー。
エドガー「…ヘザー女史が欲しいと…」
アレフ「そんなやせっぽちはいらない。その綺麗な杖が欲しい」
ヘザーが仮装で持っていた魔女の杖だった。
ヘザー「どうぞどうぞ」と魔女の帽子もオマケにつける。
エドガー「では拙者も。武士の魂を」と模造刀を。
アレフはそれらがとても気に入ったようである「お前達気前がいいな。ちょっと待ってろ」
地面の崩れたところから地下通路に入り、しばらくして出てきた。
手には革表紙の本を手にしている。
アレフ「俺たちの学者が大切にしていた本だ」
エドガーが手にして開いてみるとラテン語である。
エドガーはラテン語には見識があった。
お礼を言われてアレフは鼻高々である。
やがて、「そろそろ行くぞ、ケビン」と穴の中へ戻っていく。
ケビンとヘレン親子は最後の別れの挨拶をする。
ケビンは穴に潜り込む前に最後に手を振ってみせる。
ヘレンははらはらと涙を流し、エドガーは思わず軍隊式の敬礼をした。

工事を中止することが出来ないか?とアルバートに相談する一同だが、無理そうである。
アルバート「前回の件もそうだが、魔法ってあるんだな?」
本を預かったエドガーは解読を試みる。
書名などは特になく、魔術の手引き書というか呪文書であるようだ。
勿論活字ではなく写本。
一ヶ月間読み込んでみるが、内容を理解することは出来なかった(ラテン語ロール失敗)
文字は読めるのだが、概念が理解出来ないのだ。
例の五芒星を描かれた岩はアルバートの協力のもと回収されスチュアートの部屋に置かれる事になった。


一応シナリオは終了したが、問題は残す形にした。
こうやって超常現象事件に関して積み上げていかないと、今のPCの立場ではなかなか能動的に動いてくれない、というか動きにくいかな、と思ったからである。
が、もっと大がかりに設定を加える必要があるかもしれない…

今回は、というか「も」と言うべきかも知れないが、マスターの強権的シナリオになってしまったような。
シナリオの謎部分をPC側からある程度は探索して欲しかったのだが…ひきに失敗してしまった。
ヘレンの記憶喪失に関してはエドガーの「精神分析」で思い出すでもいいと思っていたのだが、誘導し損ねてしまったかなぁ。
また今回は図書館記事とかも準備していたのだが(笑)、図書館での図書館技能使用もなかった。
(見当外れに)図書館技能の使用があるとゲーム内時間が掛かる、と以前書いたけれども、まぁたまには試して欲しい。
てか、書き方が悪かったのか><
結果としてPC達が情報を受動的に受ける側になってしまったのが残念だった。
前回も書いたがこのPCパーティでは時間的な制約が多く(プレイヤーではなくてキャラクターだ)なかなか探索に意欲的になれない、って所はあると思う。
またクトゥルフ神話知識をもったキャラクターもいない。
そのあたりは次回があれば解決する方向で考えたい。
…PC的にはより過酷な状況になるかも知れないが(汗)

プレイヤーの皆様お疲れ様でした。
もう少しお付き合い下さい^^



↑ネズミに関しての参考動画。



スクワーム。
これがイメージだった^^

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