マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
幽霊の絵を描く…NHK「課外授業ようこそ先輩」
昨日のこと。

夕食を摂りながらぼんやりテレビを観ていた。
NHKの番組だ。
震災で心に傷を負った子供達が鉄でオブジェを製作するという内容だった。
番組は終了し、次回予告が流れる。
と、それに興味を惹かれた。
次回は子供達に幽霊を描かせる、という内容らしい。

後で調べて見ると↓の番組だったようだ。

課外授業ようこそ先輩
2013年9月6日 (金)
「幽霊は友だち?」 静岡県森町立森小学校
←NHKサイトへリンク。

↑のサイトを見てみると…少々私の予想と内容は異なった(笑)
番組はやはり子供達の心のケアを主題としているようだ。

幽霊を絵にする、というのは面白いな、と思った。
幽霊には決まった形がないからだ。

以前も似たようなことを書いたような気がするが…
絵というのは心の中にあるイメージを眼に見える形に造形化、具現化するものだ。
彫刻でも、音楽でも同じ事。
あるいは料理でも^^
眼で見る代わりに耳で、あるいは舌で感じられる形にする。
だが、そのためには技術が必要となる。
絵に関して言えば「イメージ通りの線を描ける技術」が必要となる。
技術は確かに大切だし、私もこれを軽んずるつもりはない。
が。
一般に「絵が上手い」とされる人は単にデッサンがうまいだけの人だったりすることが多い。
時々美術館などで観覧者の褒め言葉として「まるで写真みたい」なんて言葉を聞いたりする。
だったら写真展を観に行った方がいいんじゃないの?と私は思ったりするのだった(笑)
ただ目の前にあるものを正確に模写できる、ということは=絵が上手いということではない。
…大事なことなので二度書いておくが、私は必ずしもデッサン力を否定しているわけではない(汗)

では絵が下手だと評価される人はどういう人かというと…
デッサン力云々よりも、実はイメージが湧かない人なのだと思っている。
イメージがないから何を描いて良いかわからない。
勿論、どのように線を引けばいいのかもわからない。
実は私も含めてなのだが(笑)世の中の絵心がないとされる人の大半はこういう人なんじゃないかな。

ただ、頭の中にイメージがなくともモデルとなる対象があればそれに似せて描くことは出来る。
頭の中のイメージの代わりにモデルが目の前にあるのだから。
それ故、モデルを忠実に模写できることが「絵が上手いこと」だと勘違いしてしまっているのだろう。

ついでなので書いちゃうが、その他絵を描く上で必要なのは観察力と知識、記憶力だと思う。
「自動車を描け」と言われればモデルがなくとも、それなりのものは描けると思うが「自転車を描け」と言われたら私は資料をあたらなければ描けない。
世の中の大部分の人がそうではないかと思う。
私が通った芸術大学では「解剖学」が必須だったが、これは人体の構造がどうなっているのか?という知識を得るための講義だった。
自転車の場合も同様で、チェーンやブレーキワイヤーやスポークや…どうなってたっけ?
と通常多くの人はそうなるだろう。

しかし、これが描ける人がいるのだ!
自転車に常に親しんでいる人ではなく、特に座学をしている人ではなくとも!!

ゲーム「桃太郎電鉄」の原作者として知られるさくまあきら氏が以前何かに書かれていたのだが・・・
さくま氏は「ドラゴンボール」などで有名な漫画家鳥山明氏とは友人らしく、彼のエピソードを語っておられた。
「アメリカの現在の大統領は誰?」
と聞いても鳥山氏は答えられなかったそうだ。
が、「似顔絵を描いてみて」と言うと当時の大統領だったカーター氏の似顔絵をそっくりに描いた!
名前という言葉ではなく、造形的イメージとして鳥山氏はカーター大統領を覚えていたのだ。
鳥山氏には特に自身が意識しなくとも観察力と記憶力があったということだ。

勿論、思い通りの線が引けるスキルも、観察力や知識、記憶力も「イメージできる」ことと無関係ではないだろう。
が、「イメージできる」なら、例えスキルが未熟でも上手い絵…というか魅力的な絵は描けるのだ、と私は思っている。
児童画に魅力を感じることがあるのは、それが理由だと思う。

幽霊を描く、ということで私が連想したのは心の中のイメージを描くということだった。
最初にも書いたが幽霊には決まった形がない。
対象とするモデルは存在せず、子供達の自由に描いて良いのである。
絵の学習(という言葉が適切かどうかわからないが)が模写から始まるのではなくてイメージから始まってもいいのではないか、と思ったのだった。
…そー言えば私も子供の頃、オリジナルの怪獣の絵をよく描いていたよーな(笑)

私はいつもこのブログで自身を「絵が下手」と書いている。
それは謙遜でもなんでもなくて、その通りなのである><
殆どの場合、イメージできないからなのだった(笑)
まれにイメージが浮かぶこともあるのだが…
勿論手で描くスキルも未熟だ。
だから絵はアドビイラストレーターで描く(笑)
何度でもやり直しがきくし、自分で撮影した写真などをモデルとするのも簡単だから^^
自分がイメージした線が描けるまで描き直せるのである。
…これで一応商業デザインとかしているのだから恐ろしい話だ(汗)

ま、今からでも少しはデッサンなり練習した方がいいのかも知れないが><



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私が少しだけ絵の練習を真面目にしていた時に参考になった本^^
わかりやすくていい本です。
人に貸したら返ってこなかったな~。

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