マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
地球を売った男(ヤフオクにて)
今日気になったニュース。

地球征服を目論む皆さんに朗報 ヤフオクに「地球」が出品されてるぞおおおお!

ニュースの内容を紹介してもあまり意味はないので、ヤフオクのURLを。

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b140780193

↑より抜粋引用。

商品説明

この前、また神様が夢に出てきて地球はお前のものだ。と言ってましたので出品します。

出品物は地球本体です。

金欠のため泣く泣くコレを出品します。
アナタも地球を自分のモノにしてみませんか?

即決も破格に設定しました。

発送方法は相談でお願いします。

なにか不明なことありましたら質問にてお願いします。

イタズラ入札の方、取り立てはわが社の優秀なエージェントが必ず伺います。取消の際は早めにお申し出ください。なるべく揉め事はしたくありませんので。

~神様より~質問欄より購入意思の証明確認が取れない方は購入意思がないとみなし入札を取り消しますので入札者は質問欄より購入意思の証明をお願いしますm(_ _)m

神様と相談のうえ評価が10以下、または悪い評価が5%以上の方は入札取り消す場合があります。まぁ僕が言うのもなんですが…

前回は空気読まない糞新規野郎により皆様に多大なご迷惑をおかけしまして大変申し訳ありませんでした。


どうやらこの出品者、「地球」の出品は二度目らしい。

勿論冗談なのだろうが…正直あまりセンスは感じないな(笑)
こういうのは大まじめにやらないと。
商品の重量や大きさ、「商品」に付属する各種オマケとかは真面目に作り込んで欲しかったなぁ。

上の引用文章では最後の一行が気になる。
出品者、余裕なさ過ぎである。
規約違反は承知の上の出品なのだから、他者に対しての罵詈雑言はいただけない。

17時30分頃にオークションを見てみた時は↓のような状態だった。

2012y10m31d_173930937.jpg

が、その二時間後に見てみると…

2012y10m31d_203437796.jpg

と、なっていた。

そして更に今見てみると、また入札額が下がっている。
おそらく9,999,999,999円がヤフオクで入札できる最高額なのだろう。
入札が更新されないと面白くないので、出品者が入札をキャンセルしたのかな?

藤子・F・不二雄氏のSF短編に、「三万三千平米」という作品がある。
以下、簡単にストーリー紹介。

さえない平凡なサラリーマンの寺主(じぬし)はマイホームを夢見ている。
友人の不動産屋、安田から「奇跡に近い掘り出し物」と勧められている土地はあるのだが、坪25万円で24坪。
都心からも遠い。
金銭的な問題もあり、それが彼にとっての限界だった。
しかし、夢の実現が24坪…と思うとなかなかふんぎりがつかない。
そんな時、寺主を訪ねてきた男性が。
燕尾服にシルクハットを被ったその男性は、寺主の所有する三万三千平米の土地を空港用地として購入したいというのだった。
しかし、勿論寺主はそんな土地に心覚えはない。
翌日、近所のサラリーマン仲間と愚痴をこぼし合う寺主。
「生活の基盤である土地によって暴利を得る奴らは社会のダニですな。」
その夜の帰宅途中、前日の男性に待ち伏せされる。
男は一平方メートル三万円、総額9億円で寺主の土地を購入したいと申し出る!
再度断る寺主だったが、男は雨の中土下座をしてまで寺主に懇願する。
男の執念深さに恐ろしくなった寺主は逃げ出すが、男は背後から寺主を罵倒する。
「ゴネ得を狙ってるんだろう!お前みたいな奴は社会のダニだ!!」



1975年の作品らしく、時代的なテーマを扱ってもいるのだろう。
高度成長期を迎え、地価が極端に高騰し始めたのはこの頃ではなかっただろうか。

土地がいつから個人のものとなったのだろう、と私も考えたことがある。
不思議だな、と^^
うちも僅かながら土地を所有しているが、これは先代の所有者から購入したもののようだ。
法的には我が家の(というか父と母名義の)土地で問題はない。
が、その「法」以前に、人類発生以前に土地は存在していた。
どうして土地に対する権利が人間に発生したのだろうか?
何者かから譲り受けたのか?
勝ち取ったのか?
…おそらく後者だろう。
だが、その権利と根拠は地球的規模、天文学的規模から考えると、ひどく曖昧に思えてしまうのだった。

時代的な社会批判的テーマとひねりのきいたオチの佳作^^
お勧めです。



藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (3) (SF短編PERFECT版 3)

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