マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
アナタハン事件の事が気になった
何故か今日、ふと「アナタハン事件」の事を思い出した。
「アナタハン」と言うと「貴方はん」という文字を当てたくなるが(笑)これ島の名前だ。
有名な事件だし、2010年にこの事件をモチーフとした桐野夏生氏の小説「東京島」が映画化されたこともありご存じの方も多いと思う。
私はこの映画は未見だが^^



私がこの事件の事を知ったのは20歳ぐらいの時だったと思うのだが、人間の欲望のあまりの生々しさに非常に嫌悪感をもよおした記憶がある。

アナタハンの女王事件←ウィキペディア。

第二次世界大戦、戦中から戦後の事件だ。
以下ウィキペディアから抜粋引用。

舞台となったアナタハン島はサイパン島から北方約117キロに位置し、東西の長さ約9キロ・幅3.7キロの小島で、最高点は海抜788メートルというなだらかな島であった。

南洋興発会社社員の妻、南洋興発会社社員男性上司、日本陸海軍の軍人・軍属31人の計32人(日本人)(引用者注:つまり女性1人、男性32名)は当初は全員で共同生活を送っていた。しかし、そのうち全員が1人の女性を巡って争うようになり、1945年8月の終戦までに行方不明者が2人出た。1945年8月の終戦した際に米軍は島に拡声器で日本の敗戦を知らせたが、アナタハン島の日本人は誰も信じる者はいなかった。

1946年8月、彼らはB-29の残骸を発見し、残骸の中から発見された4丁の拳銃を組み変え、2丁の拳銃が作られた。これ以降、銃の存在が権力の象徴となり、以来女性を巡って、男性達の間で公然と殺し合いが行われるようになった。

この後、1950年6月、米国船の救出によって女性が脱出し、翌1951年6月には生き残った男性19人も救出された。この事件で死亡した男は行方不明を含め13人にのぼった。


なんとも胸が悪くなるような事件。
アナハタン島は「北斗の拳」世界と同様、暴力が支配する無法地帯と化してしまったようだ…

今回、自分自身の記憶の確認のためにネットで検索してみたのだが…
おおよそウィキペディアの記述通りなのだが、記事によって細々とした点が異なる。

B-29から発見された拳銃が3丁だったとする記事(これはどちらかと言えば些細な点だが)
女性の夫の上司(女性は身の危険を感じて彼と夫婦であるように装っていた?)が食中毒で死亡した、とするものと射殺された、とするもの。
全ての争いの源が女性であるとして、男達が女性を殺害にしようとしたため女性が逃亡したとするものもあれば、女性が(その時の)夫の死に絶望して置き手紙をして男達の元を去った、としたものもある。

彼女の救出後、島に生存者がいることが判明し、翌年には生き残った全員が救出され日本に帰国したようだ。

この事件が明るみに出たのも勿論生存者達の口述からであろう。
意図しているかしていないかはともかく、それぞれが自己弁護的なコメントをしたので事件の細部が不明瞭なのだと思われる。
いわゆる死人に口なし…というか…

島に取り残された誰にとっても異常な、受け入れがたい状態だったのだろうとは推測できる。
島の食糧事情の詳細はわからないが(備蓄の食料はすぐに食べ尽くし、食糧確保のためそれぞれ距離を置いて生活していた、という記事もあった)、強力なリーダーシップをとれる人物がいればこんなことにはならなかったかも…
いや、わからないな。
極限状態で女性1人に男32人…オマケに回収された拳銃(これの存在は大きい)う~ん。
…案外簡単に人間の理性のタガなんてものは外れてしまうのかも知れない、と思うとちょっと怖かったりもする。

帰国後この女性は「毒婦」として随分マスコミに叩かれたようだ。
当時、事件は2度映画化されている。
そのうちの一作はその当事者の女性自身が当人役で出演しているようだ。

彼女はマスコミや興行師に操られ不遇な面もあったようだが、再婚しその後は穏やかに暮らしたようである。

↓画像が多いので探検コムさんの記事を紹介しておく。

="太平洋の孤島に残された32人の男と1人の女「アナタハンの女王」事件">太平洋の孤島に残された32人の男と1人の女「アナタハンの女王」事件

男達の死因や仲間を殺害した動機などに関しては調べてみても記事毎に十人十色である。
興味のある方はご自分で調べてみていただきたい。

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