マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
またもや儀式殺人!サンタ・ムエルテ-聖なる死神-
またもや宗教的儀式殺人のニュースが…

少年ら殺害、いけにえに メキシコの教団

以下引用。

 メキシコ北西部ソノラ州の司法当局は30日、信仰する「死に神」に生き血をささげるため、10歳の少年2人を含む3人を殺害したとして、カルト教団の幹部ら8人を逮捕したと発表した。

 8人は2009年から今年にかけ、生きている少年2人と44歳の女性の首を切って血液を集め、AP通信によると、大きな鎌を持った骸骨の姿の「サンタムエルテ(聖なる死に神)」を祭る祭壇の周辺にまいたという。

 サンタムエルテ信仰は、先住民の宗教とカトリックが融合したメキシコ特有の宗教で、多くの教団がある。麻薬の密売人や犯罪組織メンバーのほか貧しい人々に信者が多い。この信仰のために人が殺害されたのが確認されたのは初めて。

 最後の犠牲者となった少年の家族から捜索願を受けた司法当局がこの教団の関与を突き止め、幹部らの供述から、ほかの2人も犠牲となっていたことが分かった。(共同)

 [2012年3月31日12時41分]


最近やたらと暴力的事件のニュースが多いメキシコだが…物騒な事件の多くは麻薬カルテルがらみのもの。
この事件は特異だ。
サンタ・ムエルテに関しては記事中にも少し解説があるが、もう少し詳細がわからないかと検索してみた。
あまり期待はせずに日本のサイトを検索してみたら案外情報があった。
↓のサイトさん達。

求菩提山麓妙音天社 死の聖人

現在位置を確認します。(サイト名はこれでいいのかな?) 現代メキシコにアステカの死の神が復活― 「サンタ・ムエルテ」信仰

エルエル メキシコの死の聖人「サンタ・ムエルテ」

髑髏宴会場 見た目が怖い神様が人気

barbaraunfufu サンタ・ムエルテ信仰

サンタ・ムエルテ・ネット←スペイン語…みたいである。

リンク先をそれぞれ見ていただければ良いのだが、サンタ・ムエルテに関しての情報を一通りまとめてみると以下のようになる。

サンタ・ムエルテ(Santa Muerte)
Santaが「聖」Muerteは「死」の意味。
Muerteをスペイン語→英語訳するとDeathとなった。
英語のDeathには「死神」の意味がある。
Muerteにも同様の意味があれば、文字通り「聖なる死神」となる。
別名ではDona Sebastiana。
Donaはスペインでの女性の敬称。
英語のLadyにあたる言葉なので、英語風にカタカナ表記すればレディー・セバスティアナといったところだろうか。
Sebastianaをスペイン語でどう発音するのかよくわかんないけど(笑)

右手に鎌と天秤を持ち、骨張った左手には地球儀を持った女性像。
体は骸骨、長い服で覆われている、という姿で描かれる。

カトリックと現地の宗教の融合により生まれた聖人崇拝。
聖人とは言っても実際に存在した人物ではない。
(アステカ人がかつて崇拝していた死の国の主、ミクトランテクトリと関連づけているサイトさんもあった)
いわゆるサタニズムとは無関係であるようだ。
メキシコシティーでは「宗教」として認められ登録されていた。
現在では内務省により非合法とされたが、信者は未だに増え続けている。
メキシコのローマ・カトリック教会では「死は崇拝の対象ではない」とし、サンタ・ムエルテをまつっている教会をカトリック教会から除名している。

元々、発祥地のメキシコでは囚人や麻薬密売人の信者が多く、成功や復讐を祈願する民間信仰だった。
近年の社会不安から信者が急激に増加。
2001年には民家を改修した教会が出来た。
メキシコでの信者は250万人以上。
米国カリフォルニア、中南米でも信者が増加している。
カトリックと掛け持ちしている信者も多く、カリフォルニアでは死や復讐よりも愛や健康についての関心のほうが高い。

…といった所みたいだ。
う~む。
恐ろしげな外見の神様ではあるが、調べた限りでは今回のニュースに繋がるような陰惨な印象は受けない。
だが…犯罪者にも人気の神様というのだから…
犯罪者はマリア様にお願いできないことをサンタ・ムエルテに祈るのだそうだ。
つまり犯罪の成就??
人間三人の血を捧げて、一体どんなことを願ったのだろう…

↓のようなナショナル・ジオグラフィックの特集もあった。

麻薬聖人 メキシコの心の闇
MAY 2010


今回調べていて気になったのは↑でリンクしたエルエル メキシコの死の聖人「サンタ・ムエルテ」にあったこんな記述。
以下抜粋引用。

メキシコでは誘拐事件などが多く、その時にはサンタムエルテ様に誘拐された家族を探すときのお願いをしたりするんだそうです。「無事に帰ってきますように」と。

被害者少年の捜索願を出したご両親が、サンタ・ムエルテの信者だったのかどうかわからないが…
もしサンタ・ムエルテに祈っていたとしたら、これ以上はない皮肉な結末である…><

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