マッドハッターの保存の壺ブログ
ゲーム、小説、オカルトニュースなど気になったことを、日記として徒然に書いていく予定です。
「英国パラソル奇譚 アレクシア女史飛行船で人狼城を訪う」の感想
今気づいたのだが、ATOKでは「訪う」が変換候補に出てこない!
なんてこった、オリーブ!!
…。
まぁ、それはそれとして以前書いた「英国パラソル奇譚 アレクシア女史倫敦で吸血鬼と戦う」の感想の続編。
このシリーズ、全5巻で完結らしく図書館に一応全編揃っている。
一巻目を読んだあとゼラズニイの「虚ろなる10月の夜に」を読むつもりだったのだが、少し続きが気になって図書館でついつい手にとって閲覧してしまった。
結局借りて帰った(汗)。
同じ日に「虚ろなる10月~」も購入したのだが、まだこっちは手つかずだ。
とりあえず冒頭のストーリーを。
前巻のネタバレになるので読もうと思っておられる方は読まない方がいいかも。

異界管理局捜査官であり人狼でもあるマコン卿と結婚したアレクシアは、マコン伯爵夫人となりマコン卿の居城、ロンドンから馬車で2時間ほどのウールジー城で生活する事となった。
昼間族とは生活時間の異なる異界族(人狼や吸血鬼、ゴースト)に合わせて朝に就寝し、夜活動する事になったアレクシアは陽がまだ沈まない"早朝"にマコン卿の怒声で目覚める。
ロンドンで一夜にしてゴーストが一斉に消え失せてしまったという異常事態を城のゴーストから報告されたマコン卿は急ぎロンドンへと発つ。
狼に変身して。
馬車を使用するよりもその方が遥かに早くロンドンに着けるのだ。
妻である自分に何も告げず出掛けた夫に不満なアレクシアは、人狼団の副官ライオールを問い詰めロンドンではゴーストだけでなく人狼や吸血鬼の能力も失われていると知る。
インドから帰還したウールジー人狼団のガンマ(ナンバー3)チャニング少佐と一悶着あった後、ロンドンに馬車で向かうアレクシア。
この夜は「影の議会」が開催される日に当たっていた。
人狼の代表である「将軍」と吸血鬼の代表である「宰相」、そして反異界族である「議長」によって構成されるヴィクトリア女王の顧問機関だ。
その夜の会議に現れた「将軍」も「宰相」もその牙を失っていた。
異変の原因は反異界族アレクシアにあるのではないか?と疑いをかけられるが、彼女は対象に直接触れなければ異界族の能力を消失させる事は出来ない。
翌日、事件は思わぬ展開を見せる。


異界族の能力喪失という前代未聞の事件に巻き込まれた主人公はその原因を求めてスコットランドへ、そこでマコン卿の過去とも対面する事になる。
前巻ではあまり詳細に語られなかったゴーストの存在やその能力、昼間族を人狼へと変化させる儀式に関して描かれておりそれなりに設定は興味深かった。
ストーリー運びに関しては色々気になるところもある。
伏線が結構あからさまで読んでいて先読みできるところが多々見られる。
作者は主人公を「賢い女性」として描きたいようなのだが、何故気付かない??と読んでいて不安になるところがあったり(笑)。
面白くないわけではないのだが…。
マコン卿やその副官ライオールといったバイプレイヤーが興味深くて読んでいる感じだろうか。
あとは世界設定の謎が明かされるのが面白いのかな。

この巻の最終章、残り数ページで実に意外な事件が二つばかり起こる。
…ひき方はうまいな(汗)。
続きはおそらく読んでみると思う。



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ガンダルフとダンブルドアが結婚していた!
三年前のニュース?のようだが、私は知らなかった…。
いわゆるまとめサイトから引用。

「ハリポタ」ダンブルドアと「LotR」ガンダルフが結婚式――きっかけはJ・K・ローリングさんのTwitter議論

以下引用。

 「ハリー・ポッター」のダンブルドア校長と、「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフ。作品を超えた、偉大な魔法使い同士の結婚式が6月7日に米カンザス州で行われました。

Equality House
@Equality_House
#WizardWedding #JKWedding Photo ops!

4:52 - 2015年6月8日
55

 ダンブルドアが同性愛者であることは、ハリー・ポッターの作者J・K・ローリングさんは2007年に明かしています。ガンダルフは原作では同性愛者との設定はありませんが、映画でガンダルフ役を演じたイアン・マッケランさんが同性愛者であることをカミングアウトしています。

 もちろん2人とも物語上の人物なので、実際には2人に扮(ふん)した地元の俳優が登場。その様子は会場となった「Equality House」のTwitterなどに投稿されています。Equality Houseは、この結婚式の主催者で、平等や環境保護に関する活動をしている非営利団体Planting Peaceが運営する施設。LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の活動シンボルとして知られる「虹」色に塗られた建物です。

ah_wed1.jpg
会場となったEquality HouseのTwitterアカウント

Equality House
@Equality_House
The ceremony for the Wizard Wedding commences at 2pm CST ~ Follow along for a live feed of the event! #JKWedding

2:46 - 2015年6月8日

中略

 Planting Peaceがこの結婚式を企画したきっかけは、ローリングさんのTwitterでの議論を目にしたことだったそうです。議論が起きたのは、アイルランドで同性婚合法化が決定した(関連記事)ときのこと。ローリングさんはネットに出回っている「ダンブルドアとガンダルフがゲイでも構うものか」と書かれたコラ画像とともに、「アイルランドでは2人が結婚できる!」とTwitterに投稿しました。

 これに対して同性愛に反対するウエストボロ・バプティスト教会(米カンザス州)が「J・K・ローリングはダンブルドアとガンダルフをアイルランドで結婚させたがっている。もしそうなったらWBC(ウエストボロ・バプティスト教会)はピケを張る」とリプライ。ローリングさんは「こんな場所でこんな結婚が実現したら、そのすばらしさであなたの偏見も吹き飛ぶでしょう」と反撃します。
後略。

以前同性婚のことをこのブログに書いた事があったと思う。
私にとっては無意味な事に思える、とその時書いた。
結婚という法制度というか契約は生まれてきた子供を保護するためのものだと私が考えているからだ。
勿論それ以外に結婚の意義を認める人はいるだろう。
私には共感は出来ないが、別段批判もしない。
本人達が納得してればそれで良いとは思う。

が、これはどーなんだ?
↑で書かれているバプティスト派教会と私は何の関係もないが、色々不自然さを感じる。

私は「ハリーポッター」は読んでいないが(手には取ったが最初の数ページで読む気が失せた)、ダンブルドアは作者がゲイである事をカムアウトしているらしい。
「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフ役イアン・マッケランは確かに同性愛者であることを公言している。
が、映画原作含めてガンダルフという登場人物がゲイである、などとは一言も言及されていない。
作中人物であるダンブルドアに関しては作者のローリング氏が承諾というかこの結婚を推進?しているのでよいとして、ガンダルフに関してはどーなんだ?と思う。
ライセンス的な問題、それ以上に指輪ファンによる反発はあるだろう。
キャラクターのイメージを損なう、的な。
念のため書いておくがガンダルフに「ゲイ」という要素が加わる事が問題ではない。
それが「誰にでも優しく接する」とか「情に厚く涙もろい」であるとか(笑)、通常肯定的に捉えられる属性であったとしても反発はあるのではないか。
またイアン・マッケラン的にはどうだったのだろう?

トールキンのライセンス関係を管理しているトールキン財団の代表は昨年まで息子のクリストファー・トールキン氏だった。
「指輪」と「ホビット」に関しては映像化権を既に作者トールキン教授が生前売却していたため、権利を所有していないが、「シルマリルの物語」や「終わらざりし物語」に関しては権利を所有している。
クリストファーは「ロード・オブ・ザ・リング」映画にも批判的であったようで…このガンダルフの結婚式を許容できる人だとはとても思えない。
前述した二つの理由、ともに。

作中でのガンダルフに関して考えてみると…。
勿論ゲイだという記述はない(執筆時代的にもありえないだろう)。
またトールキンはキリスト教徒でもある。
しかも改宗したカトリックだ。
同性愛を受け入れるとは思えない。

ガンダルフはイスタリ(魔術師)であり、人間の姿を纏ってはいるもののマイア(キリスト教的に言えば天使)の一人。
マイアには性別はない?かもしれないが、敢えて男性の姿を纏っているという事は男性的な存在だという事だろう。
それこそLGBTの方々が一番大切にしている事ではないのか?
いかなる性別の姿で生まれようと、性は選択するものなのでは??
ガンダルフ(マイア名オローリン)は男性の姿を選択したのだが。

ローリング氏の作家としての倫理観にも疑念を抱いてしまう。
このような形で他作家(しかも世界的に有名な作品、先輩作家)の登場人物を再解釈することにためらいはなかったのか?
ローリング氏は自分の作品の登場人物をどのように再解釈しても良い、と二次創作に免罪符を与えたように感じる。

イアン・マッケランのこの件に関する感想とか調べたかったのだが、時間が無くなった。
続きがあるかどうかわからないが、今日はこれにて。

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「英国パラソル奇譚 アレクシア女史倫敦で吸血鬼と戦う」の感想
先日もちょっと書いた「英国パラソル奇譚 アレクシア女史倫敦で吸血鬼と戦う」の感想。

まず簡単に冒頭部分を紹介。

19世紀末、ロンドン。
資産家の娘アレクシア・タラボッティは公爵夫人に招待された舞踏会に退屈して、一人図書室でお茶を楽しもうとしていた。
彼女のようなレディーが同伴者も付けずに一人でいる事は、社会慣習上好ましい事とはされていない。
しかし彼女は自他共に認める変わり者、社交界では25歳を過ぎた行き遅れのオールドミス。
多少の奇行は大目にみられていた。
彼女一人きりの図書室に一人の男性が不躾に現れる。
アレクシアは一目で吸血鬼だと理解した。
突然襲いかかられたアレクシア。
彼女の首に牙をかけた吸血鬼は当惑する。
牙が消え失せていたのだ!

アレクシアは異界族(吸血鬼や人狼)の超常能力を封じる能力者、反異界族「魂なき者(ソウルレス)」だった。
昼間族(人類)の中に生まれる反異界族は異界族よりもさらに稀な種族だった。
よってアレクシアは異界管理局に登録され、現地の異界族には知られた存在だった。
危険人物として。

アレクシアの存在も知らず、また吸血鬼としての生活習慣、法も知らない。
教育を受けていない、まるで生まれたばかりの赤子、本能だけで襲いかかる吸血鬼から、自慢のパラソルで身を守るアレクシアは偶然にもその吸血鬼に致命傷を与えてしまった。

反異界族としての能力は家族を含めた昼間族には知られていない。
現場で気絶したふりをしているところに現れたのは因縁ある異界管理局の主任捜査官マコン卿。
ロンドンで最も著名で有力な人狼でもある。
アレクシアとマコンは顔を合わせればいがみ合う天敵同士でもあった。

マコン卿とそのベータ(副官)ライオール教授から尋問を受けた後、解放されたアレクシアはマコン卿の配慮で新聞に名前が載る事はなかった。
が、翌日ロンドンで最も勢力のある吸血鬼群の女王ナダスディ伯爵夫人から招待を受ける。
警戒したアレクシアは旧友であるロンドンでも最長老のはぐれ吸血鬼、アケルダマ卿に助言を求める事にする。


当初「ワールドオブダークネス」的な世界を予測していたのだが、雰囲気はかなり異なった。
吸血鬼や人狼、ゴーストといった存在が社会に受け入れられた世界として描かれており、彼らは英国社会の上層部にまで浸透している。
陰謀を好む吸血鬼社会も「ワールドオブダークネス」と比較すればより単純に描写されていた。
登場人物が単純というか(笑)。
また有能だが無骨で頑固な捜査官と機知に富む若い女性コンビが事件を解決する、というスタイルかとも思ったが、必ずしもそれがメインではなかった。

以後完全ネタバレになるので続きを読む、にて。



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図書館で「英国パラソル奇譚」を借りてきた
今日先日書いた近所の図書館で「英国パラソル奇譚 アレクシア女史倫敦で吸血鬼と戦う」を借りてきた(ハヤカワFT文庫、ゲイル・キャリガー著、川野靖子訳 2011年初版)。
書棚で偶然見つけ手に取った本で特に捜していたわけではない。
テーマ的には…伝説の異生物の存在するヴィクトリア朝ロンドンを舞台としたスチーム・パンク?…らしい。
要するにヴァンパイアや狼男が社会の一員として認められているヴィクトリア朝ロンドンが舞台という事のようだ。
まだ全部は読んでいないので、曖昧な記述になるが(汗)。

女性作家で女性キャラ主人公。
フェミっぽいメッセージがちりばめられた作品なのでは?と多少懐疑的に手に取ってみたのだが、冒頭を読んでみると読みやすい。
なので借りる事にしてみた。

実は私はこの一年以上まともに小説を読んでいない。
去年、一昨年で合わせて三回目の手術をしたが、その度に見え方が変わる(笑)。
眼科での視力検査では視力は変わらないのだが、びみょ~に焦点距離が変わるようで今まで本を読んでいた距離で読もうとすると、字がぼやけて読めないのだ。
特に文庫本など文字の小さな本では。
焦点の合う距離で読もうとすると字が小さすぎて読めないのだ(汗)。
パソコンやスマホなどの画面ではバックライトがあるのでまだしも読めるんだが。
文字の小さな書類などはスマホの拡大鏡機能を使用することもある。
情けないが><。
特に昨年9月に手術した時からそうなので、メガネを作り替えた方がいいのかもしれない。
マウスカーソルも見えにくいし(笑)。

というわけで好きな作家、ゼラズニイの新作?もまだ購入していなかった。
今日久しぶりにタイトルに惹かれて手に取ってみた文庫が↑だった。
…何とか読める。
文字が評論社の「指輪物語追補編」ほど小さくはないし。
時間掛かりそうだが(笑)。

というわけでこれを読み終わったらゼラズニイも読んでみようかなと思っているのだった。

ラリー・ニーブン「無常の月」の紹介
9月に入ってから気温も下がり過ごしやすくなった事が関係するのかどうか…。
最近やたらと眠い。
ベッドでゴロゴロしながら本を読んでいたりすると、すぐにうつらうつらしてしまう。
とりとめのない夢?を見て、気付くと3時間ぐらい経っていたりとか(汗)。

先日からニュースで告知があったが、大型の太陽フレアの発生で通信障害やGPSの誤差が出るとか。

大型の太陽フレア発生 8日から通信・GPSへ影響の恐れ
大型の太陽フレアが9月6日に2回発生。8日から通信やGPSに障害が生じる恐れ。
←リンク。

現在のところ私は被害は被ってないが…。
通信やGPSに障害となると航空機や船舶は大丈夫なのかな?とか思ったりはする。

SF作家ラリー・ニーブンの短編に「無常の月」という作品がある。
突然ノヴァ化を始めた太陽の異変をサイエンスライターである主人公が月の観察から気付く。
地球の反対側(昼側)では大地も人々も焼かれ、数時間後には自分たちにもその災厄がふりかかる…。
半ば諦め恋人と最期の時を過ごそうと決意した主人公だったが、ふとした思いつきから生存のための努力を始める。

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絶望的な状況での主人公の機転が興味深い作品。

同じ文庫に収録されている「スーパーマンの子孫存続に関する考察」も面白かった。
お下劣だけど…(笑)。

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